AMH(卵巣年齢検査)とは
男性の場合、精子は睾丸で作られますので、いつも精子は新しく、
いくつになっても精子は作られ、年齢の影響をほとんど受けません。
ところが 女性の場合は 卵巣では卵子は作られておらず、生まれる前に作られた
卵子が保存されているだけです。
したがって生きた卵子はどんどん消滅して数がどんどん減少するとともに、
年齢とともに卵子自体も年をとり古くなります。
卵子の質は、その古さ、年齢の影響を直接受け、卵子の数も年齢とともに
どんどん減っていきます。
その数は年齢以上に個人差が大きく、いざ子供が欲しいと思った時に卵子がない
ということがおきます。
そこで AMH(卵巣年齢検査)が役立ち卵巣機能の予備能を判断する目安となります。
これまで 卵巣の予備能は今までのホルモン検査ではよくわかりませんでした。
AMHはその指標となり、また他のホルモンと違い、月経周期の
いつ測ってもよい血液検査です。(生理の3日~5日目が多い)
原始卵胞(生まれつき卵巣の中にある、まだ育っていない卵胞)が
少なくなってくると、AMHの値が低くなります。
AMH検査は一般に、「卵巣年齢を計る」と言われていますが 本来
「卵巣の中にこれから育つ卵胞がどれくらい残っているか」を調べます。
「私はいくつだからだいじょうぶ」ではなく、「私のAMHはいくつあるから大丈夫」
というように正しい自分のAMH、卵巣予備能を知ることは大切です
卵巣予備能を知ることは、不妊治療がいつまでできるかの目安ともなります。
今後排卵できる期間が今後長いか短いかを計るイメージです
(年齢が上がるほど、排卵できる期間が短くなる)
AMHとは、抗ミュラー管ホルモンともいい、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。
血中AMH値が原始卵胞から発育する前胞状卵胞数を反映すると考えられております。
つまり、原始卵胞(卵巣内で待機している卵胞)が少なくなってくると
(卵巣予備能の値が低くなると)、AMHの値が低くなります。
その為、AMHは卵巣予備能(※)の目安となる評価指標で、不妊症治療領域では
近年話題になり注目されてきております
(※卵巣予備能とは、卵巣の中に残っている卵子の目安のことです)
みかけ若くても、卵巣の卵子が非常に早く減ってしまい、20代、30代で
閉経する女性は多く見られます。
寿命がどんどん長くなっても、女性の生殖年齢は昔と変わりません。
まず、AMHを測っていわゆる「卵巣年齢」をチェックしてから自分の人生設計をするのも
一案ですね。
ちなみに 検査は血液採取 検査代は 6,300円~10,000円くらいで 3~4週間結果待ち
というパターンが多いみたいです