5日の日経平均は、前日比-52.38円の9767.61円と続落。
昨晩の米株式市場は、NYダウが前日比-124.80ドルの13074.75ドル、ナスダッ
ク指数は同-45.48ポイントの3068.09ポイントと大幅続落で取引を終えた。
アジア市場が大幅安となったほか、欧州株式はスペイン国債の入札が不調に終
わったことから債務不安が高まり下落。
一方、朝方発表されたADP雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比+
20.9万人と市場予想(+20.6万人)を小幅に上回る。
米株式市場は、アジアや欧州市場の下落を嫌気し大幅続落で取引を開始すると、
10時発表のISM非製造業景況指数が市場予想を下回って前月から低下したこ
とを嫌気し、下げ幅を急拡大。
原油在庫の増加によって原油先物価格が急落したことも相場の重石となり、午
前中にNYダウの下げ幅は180ドルに達すると、その後も安値圏で軟調に推移
することとなった。
これを受けた本日の日経平均は、前日比-82円と続落して取引を開始。米株式
市場の大幅下落に加えて、朝方の外資系証券経由の成行注文が大幅売り越しと
発表されたことも、投資家心理を冷やす格好となった
その後、前場中ごろには約1カ月ぶりに9700円割れまで下落した日経平均だっ
たが、休場明けの上海市場が上昇して始まったことを好感して、後場に入ると
徐々に下げ幅を縮小。
前日の急落に対する反動もあって、大引けにかけて下げ渋る動きをみせた日経
平均は、前日比-52.38円の9767.61円と2日続落で取引を終えている。
本日の日経平均は、海外株安の影響から2日続落となったが、
下値では押し目待ちの買いも入ったようで、後場は下げ渋る動きをみせた。
直近の上昇では、押し目らしい押し目がほとんどなかったことから、ようやく
きたチャンスだと捉える向きもあった
しかし、ナイトセッションでの日経先物は大証終値から150円の急落をみせて
おり、現時点では明日の株式市場は大幅安で始まる可能性が高い。
英2月製造業生産高が市場予想に反して前月比-1.0%と1年ぶりの大幅な低
下率となったほか、ドイツ鉱工業生産も前月比-1.3%と市場予想(-0.5%)
を大幅に下回った。
さらに、スペイン国債利回りが急騰しており、欧州債務不安の高まりから欧州
株式市場が下落し、ユーロ売りが加速している。
調整ムードが強まっているところに、欧州の経済指標が大幅に悪化することと
なったため売りが加速しているが、明日は米雇用統計の発表を控えた週末であ
り、米株式市場はグッドフライデーで休場
短期で急落しているので週末をまたいでの売りポジションは取りにくく、明日
は非常に動きにくい相場となりそう
●日経先物終値 9790円 (4月5日)
●直近高値 10220円 (3月28日)
●直近安値 8100円 (11月25日)
●移動平均線
5日 9972円
25日 9924円
50日 9549円
75日 9198円
200日 9081円
●一目均衡表
雲上限 9368円
雲下限 9010円
5日の東京外国為替市場では円高が加速。昨晩の米ISM非製造業景況指数が
低下したことや、スペイン国債利回りの上昇によって、朝方からリスク回避の
円買いが進んだ。
さらに、欧州時間に入ると経済指標の悪化によって円買いが加速。ユーロ円は
約1カ月ぶりに1ユーロ106円台を付ける動きとなっている。
他通貨の動きとしては、オーストラリアドルが上昇。イースターを控え手控え
る向きが多くなる中、中国本土市場が株高となったことでポジション調整の動
きとなり、上昇となった。清明節を前に発表された中国PMIを悲観し、大き
く売られたこともあり、買い戻しの動きとなった。
■アジア株動向■
アジア市場は、まちまちな動き。その中で台湾が大きく下落している。休場明
けとなったこの日、欧米の株安の影響と、株式取引においてキャピタルゲイン
課税の導入が検討されていることもあり、大きく下落。資金流質の動きが継続
している台湾加権指数は前日比、-1.56%で終了している。
上海は上昇。休場明けとなったこの日、中国証券監督管理委員会による適格外
国人投資家向け証券投資枠の引き上げ方針が好感され大きく上昇している。ま
た同時に元向け投資枠の拡大方針も伝えられており、こちらも好材料視され金
融機関を中心に大きく上昇している。上海総合指数は、+1.74%で終了している。
香港は下落。昨日、スペインの国債入札の不調や米国の金融緩和期待の後退に
より欧米が株安となり売られた。また、米国の雇用統計やイースターが控えて
おり、手控えとなる中、リスク回避の換金売りや手じまいの動きも見られ下落
くしている。ハンセン指数は、-0.95%で終了している。
■テクニカル■
日経225先物は前日比、-30。
日経平均先物
・ボリンジャーバンド
日足
+3シグマ 10443円
+2シグマ 10270円
+1シグマ 10097円
-1シグマ 9752円
-2シグマ 9579円
-3シグマ 9406円
週足
+3シグマ 11033円
+2シグマ 10494円
+1シグマ 9954円
-1シグマ 8876円
-2シグマ 8337円
-3シグマ 7798円
仙人さん 曰く
日経平均は今日も下落しましたが陽線での引けになっています。
ダウ
2連続陰線となり25日移動平均線までの下落となりました。
昨晩の安値は13020ドルとなり直近安値の13002ドルに近づいて来ました。
13002ドルを下回ると安値切り下げとなります。
前回安値を切り下げているのは昨年の11月です。5ヶ月ぶりの安値切り下げとなります。
仮にここで安値を切り下げてもチャートが崩れるわけではありません。
ここからも押し目買いが有効なチャートのままです。
ナスダック
ナスダックも2連続陰線となりました。
ダウは直近安値を割り込む可能性がありますがナスダックの直近安値は
3月の2900ポイントと大きく離れています。
ダウ同様に押し目買いが有効なチャートとなっています。
ストキャは下落中ですが売られすぎまで下がらずに反発する可能性が高そうです。
日経平均
日経平均は2日連続で25日移動平均線を割り込みました。
今日の足は新安値の陽線となりました。
この足型はボトムらしさのポイントのひとつになります。
ストキャの数値は「13.3」「21.8」41.8」となりました。
ストキャも売られ過ぎまで下がってきていますのでそろそろボトムが近くなってきそうですね。
ここからはボトムらしい足型が出現すればスウィングでの買い場になってきますね。