14日の日経平均は、前日比-75.29円の8747.96円と反落。
昨晩の米株式市場は、NYダウが前日比-40.72ドルの11478.13ドル、ナスダ
ック指数が同+15.51ポイントの2620.24ポイントとまちまちの結果となった。
朝方に決算を発表した金融大手JPモルガン・チェースが軟調な動きとなり、
今後の主要企業決算への警戒感が強まったことで、この日の米株式市場は売り
が先行する展開となった。
その後も、JPモルガンを中心に金融株全体に売りが膨らみ、NYダウの下げ
幅は一時140ドルを超える場面もみられている。
しかし、午後に入ってスロバキア議会がEFSF(欧州金融安定基金)の機能
拡充案を再採決で可決すると、米株式市場は徐々に下げ幅を縮小。
結局、金融株が重石となったNYダウは小幅安で取引を終えた一方、ナスダッ
ク指数は続伸して取引を終えている。
これを受けた本日の日経平均は、小幅安で取引を開始。為替市場でやや円高が
進行していることや、直近5営業日で400円超の大幅な上昇となっていることに
対する利益確定売りが重石となった
その後も、今晩からG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されるとあって、積
極的な売買はみられず、週末のポジション調整売りに押される展開が続いた。
結局、日経平均の1日の値幅はわずか54円にとどまり、オプションSQ算出日
にも関わらず、東証1部の売買代金は1兆1148億円と商いは膨らまなかった。
欧州の債務不安に対する過度な警戒感が和らいでいることで、ここ数カ月
売っていた投資家の買い戻しが膨らむ格好となり、直近の株式市場は大幅な反発をみせた。
ただ、上昇幅の大きさのわりには薄商いが続いており、腰の据わった買いでは
ない。多くの投資家は、とりあえず売られ過ぎの修正から今後どのように動こうか、
といったところ
今後は目先の材料をこなしながら下値を固めていけるのか、ということが焦点
売られ過ぎの修正が起きている相場では、何もなければ買いの方が優勢だ。
予想や期待を下回る結果でなければ予想通りでも買いが入りやすい
今晩からのG20を筆頭に、来週は週初にイベントが集まっている。週明け月曜
には、米NY連銀製造業景気指数と米鉱工業生産、シティ・グループの決算。
そして、ブリュッセルで開催されるEU首脳会議。
翌18日にはバーナンキFRB議長の講演と多くの米主要企業の決算発表。さら
には景気減速懸念の強い中国で7-9月期GDPを中心に重要な経済指標の発表が
予定されている。
前述のように、事前予想通りの結果であれば買われる可能性が高いが、これら
がすべて予想通りになることは、ほぼあり得ない
それでも、どちらかと言えば買いが優勢だということを念頭に、来週は材料を
見極めながら戦略を考えていくことになる。
●日経先物終値 8770円 (10月14日)
●直近高値 11890円 (2月17日)
●直近安値 7800円 (3月15日)
●移動平均線
5日 8734円
25日 8616円
50日 8793円
75日 9182円
200日 9671円
●一目均衡表
雲上限 9405円
雲下限 9090円
■アジア株動向■
アジア市場は、まちまちな動きとなる中、台湾が下げている。前日まで3日続
伸していたこともあり、週末を前に調整となった。また、ユーロ債務問題への
懸念が根強く、銀行など金融機関が売られたことも下落の一因となっている。
加権指数は、前日比-0.95%で終了した。
上海総合指数は-0.30%で終了。この日発表された消費者物価指数はほぼ予想
通りの数字となったものの、上昇率は6.1%とインフレ懸念はぬぐえない状況。
ただ、引けにかけ一部買戻しの動きも見られ、下げ幅を縮小している。
香港は、7日ぶりの下落となった。この日発表された中国の消費者物価指数は
材料視されなかったものの、前日まで上昇相場が続いていたこともあり、利益
確定の動きが見られ下落となった。ハンセン指数は前日比-1.36%で終了して
いる。
■テクニカル■
日経225先物は8770円と前日比-30円で終了。
日経平均先物
・ボリンジャーバンド
日足
+3シグマ 9028円
+2シグマ 8891円
+1シグマ 8751円
-1シグマ 8479円
-2シグマ 8341円
-3シグマ 8204円
週足
+3シグマ 10397円
+2シグマ 9922円
+1シグマ 9446円
-1シグマ 8495円
-2シグマ 8020円
-3シグマ 7544円
・その他
2010年8月27週終安値 8730円
2011年3月15日安値 7800円
仙人さん 曰く
今日の日中の値幅は60円という狭いものになりました。
なかなか大きく動いてくれませんね。
SQも無事に過ぎたので来週には動き出して欲しいですね。
週末のナイトセッションはどうなるでしょうか^^
日足
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレス。
株価は25日移動平均線と75日移動平均線の間にあります。
ストキャは買われすぎまで上昇してきました。
75日移動平均線の下でのストキャの買われすぎという状況は下有利であると言えます。
戻しがどこで終了し、下落開始になるのかを探っている状況です。
60分足
60分足は高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンドになっていて、
株価は75本移動平均線のすぐ上になっています。
ストキャは売られすぎまで下落したあとに陽転しています。
上昇トレンドであり、株価は移動平均線までの調整をすませ、
ストキャは売られすぎから陽転という状況にあり、
押し目買いの条件は揃っています。
最後のローソク足の高値8770円を上抜くと買えるチャートです。
日足が戻しを探っている状況で60分足は押し目を探っている状況という逆の動きになっています。
15分足
高値切り下げ安値切り下げの下落トレンドになっています。
株価は移動平均線を割り込んだ後ヨコヨコになり25本移動平均線タッチとなっています。
ストキャは買われすぎ近くまで上昇しています。
移動平均線の帯が収斂しているので上に抜けると上昇転換につながるチャートです。
逆に、下に抜けると下に走りだしてもおかしくないチャートですね。
上にも下にも行けるというチャートです。
移動平均線は25本移動平均線が下にあり株価は75本移動平均線の下で
ストキャが買われすぎ近辺までの上昇となっていますので、下有利というチャートです。
上に抜けるのを買うよりは下に抜けるほうを売るという方針の方が
リスクが低く利益につながってきそうです。
15分足が下を向くと60分足の調整は失敗となり、トレンドレスへと繋がってきます。
そして日足ベースでの戻しが終了し再び下を確認しにいくという動きになってきます。
上もあるが、おいしい投資は下ということになりそうですね。