大幅な上昇によって25日線のほか、一目均衡表の基準線をクリアしてきている。
目先的には達成感が意識されるところではあるが、直近のリバウンド局面で跳ね返された
25日線をクリアしたことにより、調整トレンドのなかでのリバウンドが持続することが期待される。
ボリンジャーバンドでは中心線(25日)と+1σへのレンジに移行するため、
9/1の戻り高値を付けた時よりも形状は良い。
パラボリックのSAR値は8930円辺りまで下がってきており、陽転シグナル発生の
可能性が高まってきている。
現在は8600-9100円のレンジ内だが、レンジ上限に向けたトレンドに期待したいところ。
16日の日経平均は、前日比+195.30円の8864.16円と大幅続伸。
昨晩の米株式市場は、NYダウが前日比+186.45ドルの11433.18ドル、ナスダ
ック指数が同+34.52ポイントの2607.07ポイントと大幅続伸で取引を終えた。
ECB(欧州中央銀行)が世界の主要な中央銀行と協調し、ドル資金供給を実
施すると発表したことを受けて、欧州銀行の信用不安が後退。
朝方発表のニューヨーク連銀製造業景気指数や、新規失業保険申請件数が市場
予想を下回ったものの、欧州の動きをを好感してこの日の米株式市場は大幅高
で取引を開始した。
その後も、米株式市場は堅調な展開が続いた。10時発表のフィラデルフィア連
銀製造業景気指数が-17.5と市場予想(-15.0)を下回ったものの、買いの勢
いは止まらず、引けにかけて上げ幅を拡大していったNYダウは4日続伸で取
引を終えた。
これを受けた本日の日経平均は、前日比+116円の8785円と続伸して取引を開
始。米株高に加えて対ユーロで円安が進行していることが好感された。
また、朝方発表の外資系証券経由の成行注文が7月1日以来、約2カ月半ぶり
の買い越し幅となったことも投資家の買い安心感を誘う格好となり、その後も
じりじりと上げ幅を拡大する堅調な展開に。
欧州不安が強い状態の中で明日から3連休を控えているため、商い自体は膨ら
まなかったものの、売り方の買い戻しから大引けまで高値圏での推移が続き、
結局日経平均は前日比+195円と大幅に続伸して取引を終えている。
直近の株式市場は、欧州の債務不安が和らいだことを好感して反発基調
となっているが、債務問題を大きく後退させるほどの材料が出たわけではない。
一昨日はギリシャとの電話会談でドイツ・フランスが改めて支援を表明したこ
と、昨日は日米欧の中央銀行が欧州の銀行に対して、ドル資金の供給を実施す
ると発表したことが上昇の要因となっている。
ただ、冷静にみればこれらがどこまで効果を発揮するかは分からない。支援を
するのは分かった。
しかし、ギリシャを今すぐには見捨てないというだけで、救済の道が
見えたわけではない。
資金の供給についても、焼け石に水になる可能性も充分にある。
ギリシャの1年物国債利回りは130%超である。10年債は20%超だ(日本国債
は1%未満)。ギリシャの超緊縮財政と周辺の最大限の支援をもってしても、
バケツに開いた穴をふさぐことはできない。
今晩からはEU財務相・中央銀行総裁会議が開催される。おそらく、バケツに
開いた穴を小さくするための対策が出てくるのだろうが、水が止まることはない。
一方、来週の注目は20-21日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)
で、QE3(量的緩和の第3弾)が発表されるのかが注目される。
欧州経済は最高でもゆっくりとした右肩下がり。米国はQE3が期待を上回る
のであれば、当面は上向くため、世界経済全体としては良化していくことになるだろう。
戦略はここ数日、反発したところでの売り目線だと解説してきたので、3連休
の不安はあるがエントリーするなら良いタイミング。
もちろん、連休中にどんなニュースが出るか分からないので、ベストのシナリ
オは急落が発生したときに買うことだ。
■アジア株動向■
アジア市場は堅調な動きが目立つ中で、韓国が大きく上昇。欧州債務不安後退
により、金融機関が先導する形で大きく上昇となった。
韓国総合株価指数は、前日比+3.72%で終了している。
上海・香港もそれぞれ前日比+0.13%、前日比+1.43%と上昇。金融株が相場
をけん引する格好となった。
■テクニカル■
日経225先物は8790円と前日比+190円で終了。
寄り付き直後から値を切り上げる堅調な展開となったものの、高値では8800円
近辺の移動平均25日線が意識され、上値を抑えられる形となった。
本日の終値より上限として意識されるラインは、日足のボリンジャーバンド
+1シグマが8965円まで目立ったものが存在しない。
また、本日の上昇でMACDが買いサインを発しており、テクニカル的には比較的
上への意識が強そうな環境となっている。
一方、下限は移動平均5日線8580円、ボリンジャーバンド-1シグマ8610円およ
び一目均衡転換線8625円と、8600円を中心に厚く存在しており、8600円が大き
く意識されるところ。
週明けの動きとしては、下限8600円~上限9000円内での推移が有力。ただし、
日本は3連休となっており、休場間の欧米の影響を受けざるを得ないところ。
そのため、下限は8500円までと考える方がリスクは少ない。
●日経先物終値 8790円 (9月16日)
●直近高値 11890円 (2月17日)
●直近安値 7800円 (3月15日)
●移動平均線
5日 8580円
25日 8788円
50日 9263円
75日 9383円
200日 9806円
●一目均衡表
雲上限 9425円
雲下限 9385円
仙人さん 曰く
今日の日中は値動きが狭くなると考えていましたが綺麗に上昇しましたね。
3連休前で動きづらいと考えていたのですがナイトセッションが午前3時までに
なった影響でしょうか、値動きがありましたね。
ナイトセッションの3時までの影響はかなり出てきているように感じます。
日中の取引においてもナイトセッションのチャートを参考にすると見え方が
変わってくるのでおもしろいですね。
60分足
綺麗な上昇トレンドになっていますね。
何も言うことはありませんね。
買いのみを考えていきます。
15分足
こちらも綺麗です。
買いを考えていくだけですね。
まずは15分足25本移動平均線までの調整からの上昇を考えていくことにしましょう。