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宗田先生インタビュー(前編)
MCTオイルって知っている? ケトジェニックダイエット(糖質制限ダイエット)を実践している人ならおなじみの存在なのでは。ブレットプルーフコーヒー=完全無欠コーヒーには欠かせない材料で、少しずつ認知度が高まってきているMCTオイル。
脂肪の燃焼が速く、体重を効果的に落とせると言われているけれど、果たして本当? 話題のこのオイルについて、基本の「き」からそのメリットや注意点、生活に取り入れる時のポイントまで、管理栄養士に聞いた。
今、注目のMCTオイルとは? ケトーシスにも関係していた!
MCTオイルとは中鎖脂肪酸油のことでカプロンやカプリル酸、カプリン、ラウリン酸で構成されている飽和脂肪酸のこと。天然のココナツオイルやパームオイル、バターに含まれており、液体タイプのサプリメントになった商品もあるため、コーヒーやスムージーにも入れやすい。
「体内での代謝が速く、長鎖脂肪酸(アボカドオイルやオリーブオイルに含まれている不飽和脂肪酸に多く含まれる脂肪酸)とは徹底的に異なる点がある」と話すのは、管理栄養士のジル・キーン。
「MCTオイルは、肝臓に直接取り込まれて代謝され、脂肪として体内に蓄えられない性質がある。瞬時に吸収され、即効性のエネルギー供給源となる」とキーン。さらに、急速にケトン体(肝臓で作られ、脂肪を分解して生成されるエネルギー物質)を作り出すため、速やかにエネルギー源として糖質の代わりに脂肪が燃焼されることで知られるケトーシス(ケトン体が血液中に増えた状態)を引き起こすことができる。代謝も良くなり、MCTオイルの方が長鎖脂肪酸よりも速やかにエネルギーとして使われるようだ。
一方で長鎖脂肪酸は、消化管を通り中性脂肪になり分解されてエネルギーとなる、もしくは脂肪として体内に蓄えられる。
MCTオイルで減量効果は期待できる? 最新研究の結果は……
体重減量とMCTオイルの関係については、たくさんの研究が行われている。「毎日の食事に取り入れることで食欲を調整し、エネルギーとして脂肪を燃焼する作用を促し、体内に蓄えられる脂肪の量が減少する」と、キーンは説明する。
米国栄養士会誌に掲載された2015年のレビューによると、長鎖脂肪酸の代わりにMCTオイルを摂取すると適度な体重減少が見られたようだ。減量に効果的な用量を定めるためには、さらなる研究を重ねる必要があるそう。
2017年の行動生理学会誌に掲載された論文によると、MCTオイルやココナツオイル、ベジタブルオイルをそれぞれ205キロカロリー分のスムージーに足して満腹効果を比較したところ、前者のグループは後者のグループに比べ、食欲が収まりランチが少量でも満足したそう。
MCTオイルは活用するべき? 専門家のアドバイスはこれ!
MCTオイルはおすすめだけれど、全てにこのオイルをかければいいわけではないようだ。「あくまでも飽和脂肪酸なので、コレステロール値のためにも過剰な摂取は避けたい」とキーン。
大さじ1あたり100キロカロリーあることも念頭に置いて。MCTオイルの価値を知っただけでは、結果的にカロリーオーバーになってしまう可能性も。摂りすぎはケトジェニックダイエットの副作用と同様、消化機能に問題を起こすリスクもある。
もしくは、食事自体を変えずにMCTオイルを足すだけでは、ダイエット効果は期待できない。食習慣やライフスタイルも一緒に改善することが必要。
このダイエット法を試してみる場合は今まで使っていた油の使用をいったん止めて、上記を念頭に置きながらMCTオイルに変えてみるのもいいかもしれない。
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