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健康 心筋梗塞。脳梗塞、血管をキレイにし心臓発作から守ってくれる食べ物!
新型コロナウイルスをめぐり、日本国内で感染経路が「不明」の感染者が相次いで見つかり、日常生活の中で広がる「市中感染」の終息は長期戦になりそうですが、動脈硬化、すなわち血管の老化が進行すると、心筋梗塞や脳卒中を引き起こし、最悪の場合は突然死や寝たきり、認知症を招いてしまうこともあります。
このたび新著『図解「血管を鍛える」と超健康になる!』を出版した医師の池谷敏郎氏が、「血管力」という独自の指標から、脳卒中や心筋梗塞の危険性について解説します。
■「突然死」危険度チェック表で診断開始!
● 突然死の鍵を握るのは 血管年齢ではなく「血管力」
どうすれば、「突然死」を防ぎ、いつまでも元気に過ごすことができるのでしょうか。その鍵を握るのは「血管年齢」よりも「血管力」だと私は考えています。
「血管力」とは、私がつくった言葉で、
「血管年齢」=血管の硬さを表わした指標。血管が“何歳相当に硬くなったか”
を表わすのに対し、
「血管力」=血管全体がしなやかさを保ち、その内壁はなめらかで、血液をスムーズに循環させることのできる力
のことです。血管の「硬さ」だけに注目するのでは足りないのです。血管の内壁に傷つきやすいブヨブヨとしたコブができないようにすることがとても大切なのです。
みなさんには、この「血管力」を高めていただきたいと願っています。
● 「血管年齢検査」で分かりにくい 動脈硬化がある
「血管年齢」という言葉をここで改めて説明しておきましょう。心臓から動脈へ血液が送り出されると「脈」が生じます。脈打つ血管にセンサーを当て、その変化を波形として描いた「脈波」は、血管の状態に応じて変化します。それらを記録し数値化して「血管が何歳相当にしなやかさを失い硬くなったか」を表わしたのが「血管年齢」です。
一般的に普及しつつある「血管年齢検査」ですが、その結果に表われにくい動脈硬化があるのです。
初期の動脈硬化は、とても軟らかいコブのようなもの(プラーク)が血管の内側の壁の表面にできます。時間が経過しプラークが大きくなったり、新たなプラークができると、次第に血管の壁全体が厚く硬くなります。
この軟らかいプラークはあっても血管の壁全体がそれほど硬くない段階の動脈硬化は、「血管年齢検査」では過小評価されてしまうのです。
「血管年齢」=「血管力」でない理由はここにあります。血管力は「血管全体がしなやかさを保ち、その内壁はなめらかで、血液をスムーズに循環させることのできる力」ですが、血管年齢検査は「血管全体がしなやかさを保っているか否か」のみを評価しているのです。
● 「自覚症状のない動脈硬化」が 突然死を引き起こす!
「心筋梗塞」は、心臓の筋肉(心筋)に酸素と栄養を送っている「冠動脈」にできた動脈硬化の“コブ(プラーク)”が傷つき、そこに生じる「血栓」によって血流が途絶えて発症します。
ところで「心筋梗塞」を発症するときプラークの大きさはどれくらいだと思いますか? すでにプラークは大きくなっていると思われがちですが、実は、初期段階の小さいプラークのときにこそ起こりやすいのです。
1998年の厚生省(現厚労省)の調査では、心筋梗塞全体のうち86%は血管の内腔が0~75%狭くなっている状態で発症していました。それよりも狭くなる(プラークが大きくなる)と血液が流れにくくなり「狭心症」を引き起こすと考えられます。狭心症は症状が出やすく発見されやすいので、心筋梗塞になる前に治療を受けている可能性も高いのです。
ここで強調しておきたいことは、「自覚症状のない動脈硬化」が原因となって、急性心筋梗塞などの血管事故を突然発症するケースが多々あるのだということです。動脈硬化や、その原因となる生活習慣病が、「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」と呼ばれる理由はここにあるのです。
● だるさと肩こり、冷え症は 「血管力」低下の黄信号
血管は「ものを言わぬ臓器」と呼ばれます。前述したとおり血管の病気のほとんどは自覚症状なく進行し、突然命を奪うことが多いからです。しかし私は「血管力」の低下が出す“サイン”はある程度察知できると思っています。
それが「未病」です。これは東洋医学の考え方で、「病気ではないけれど健康でもない状態」のこと。そして、「未病」に大きく関わってくるのが血管や血液です。
生命活動維持に必要な栄養素や酸素、水は、血管を流れる血液とともに全身の細胞に運ばれます。細胞で生じた老廃物や体に有害なものは、血液とともに回収されて無害なものに代謝されたり、体外に排泄されたりします。
血液の流れが滞るとこれらがスムーズにできなくなり、疲れやすくなったり、だるさがとれなくなったり、肩こりや冷え性といった「未病」に悩まされるのです。
私の患者さんには私のアドバイスに従って「血管力」がアップした方が数多くいます。みなさん「肌の調子がよくなった」「すっきり目覚められるようになった」「だるさと腰痛、肩こりが解消した」と、体調の改善を実感されています。「血管力」と「未病」の関係をこれまで多くの患者さんが実際に証明してくださっています。
● 30代でも安心できない! あなたの「突然死」危険度は?
あなたが30代、40代なら、血管について考えたことも、まして血管の老化など想像できないかもしれません。
しかし、あなたが好きなものを好きなだけ食べ、体を動かすこともなく、タバコを吸っているとしたら、若くてもかなり「血管力」が低下しているでしょう。血管の老化が始まり、動脈硬化はどんどん進行していきます。だるいなど「未病」に心当たりがあれば、黄信号は点滅中です。
生活習慣を変えないまま50歳を過ぎるころには、モノを言わないはずの血管が主張を始めます。“ささやき声”で気づけばいいですが、突然、心筋梗塞、狭心症、脳卒中など大声で騒ぎ出すことも……。突然死、重い後遺症など健康長寿とはほど遠い結果がその先に待っています。
そうならないためにも、生活習慣を見直して「血管力」を高める生活を送ってほしいのです。30代から血管にやさしい生活を送る。それが突然死を防ぐ階段への第一歩です。たとえ50歳を過ぎていても遅すぎません。70歳でも血管は若返ります。気がついたいまがチャンスです。
脳卒中や心筋梗塞の現在のリスクがわかる表をのせておきますので、試してみてください。
■続いて心筋梗塞リスクを診断
池谷敏郎 (いけたに としろう)医学博士
池谷医院 院長 東京医科大学客員講師、総合内科専門医、循環器専門医
1962年、東京都生まれ。1988年、東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。
1997年、池谷医院理事長兼院長に就任。
臨床の現場に立つ傍ら、内科、循環器科のエキスパートとして、
『世界一受けたい授業』(日本テレビ)、『深層ニュース』(BS日テレ)、『林修の今でしょ!講座』、『モーニングショー』(テレビ朝日)、『金スマ』(TBS)などのテレビ番組をはじめ、
ラジオ番組にも出演、また、雑誌、新聞への寄稿、講演を行うなど多方面で活躍中。
著書に『ここ10年でこれだけ変わった!最新医学常識99』(祥伝社)、
『血管を強くして突然死を防ぐ!』(すばる舎)、
『「血管を鍛える」と超健康になる!』(三笠書房)、
『血管・骨・筋肉を強くする! ゾンビ体操』(アスコム)、
『人は血管から老化する』(青春出版)、『ダイエットの新習慣』(朝日出版社)など多数。
http://www.iketaniiin.com/ 池谷医院
高血圧予防策「炭水化物食べ過ぎない」…専門医
循環器専門医の池谷敏郎さんが、高血圧への対処や予防法について解説。
家庭用の血圧計で、毎日起床直後に血圧を測ることを提案。梅雨の時期は自律神経が乱れて高血圧になりやすいと指摘し、炭水化物を食べ過ぎない、塩分は控えめに、食事は1日3食規則正しくなどの予防策を紹介した。池谷さんは「生活習慣の改善で、心臓病や脳卒中のリスクを下げられる」と述べた。
池谷敏郎 (いけたに としろう)医学博士
池谷医院 院長 東京医科大学客員講師、総合内科専門医、循環器専門医
1962年、東京都生まれ。1988年、東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。
1997年、池谷医院理事長兼院長に就任。
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