29日目(last myanmer) | 東南アジア一周旅

珍しくその日に日記を書いています。やはり一期一会ばかりの旅だけに、とても悲しい気持ちになる。
今はとても切ない気持ちでいっぱいです。ミャンマーは今迄回った国の中で一番良かったと思う。

それでは、今日あった出来事


3泊4日お世話になった最後のremennber in での朝食は、パンケーキとモヒンガー。
最高に美味しいぜ朝食。その際、一人でPCいじってたら、外人が横で騒いでる。日本は良い国だ、私は関西に住んでいた事があると、中国人に向かって言ってる。私は、中国人。多分あの人は日本人という声が聞こえ俺の元に寄ってくるフランス人。1H近く関西の話をされた。ちょっとめんどくさかったが、日本を好きでいられる事は実に喜ばしいことだな。と日本人である事を自覚と共に、日本をある程度知っといてよかったと思った。

その後,日本人の皆が起きてきて団欒。
1230にfabianaと約束があったのでそれ迄まったり。

お昼は、syoukoとfabianaとローカルな店へ。
普通に美味しかった上、そこにいた店主の赤ん坊が尋常じゃないくらい可愛かった。
幾度にないくらい写真を取った。笑
そしてこの時、この世で1番の幸せは赤ん坊の笑った顔をみることなんじゃないかと思った。
微笑ましい顔をずっと見ていると涙が出そうになった。
それくらい心を持ってかれた。


雨が降っていたのだが、ちょうど止んだタイミングで
コーヒーを飲みにfabianaが聞いたパンケーキの店へ。

そこでの会話で俺は感じた。語学力がなさすぎると。いまいち聞き取れんでも適当な相づちをうつ自分の怒りがこみ上げてきた。
伝えたい事も上手く伝えられない。今迄自分は何をしてきたんだと思った。

俺は口では常に達者な事を言ってる。
しかし、口だけ達者。行動力は乏しい。
いつも1歩乏しい。そんな事わかってたけど、本当に心から痛感した。
そんな自分が情けなくて、本当に情けなくて
fabianaにも本当に申し訳なかった。

『ノリと気合いで何でもいける』

それは嘘。本当に大事なのは、自分に嘘をつかない事。自分から目を背けない事。

この旅から感じる事は、自分は自分でしかない。いくら人に頼っても自分が最後は決断を下す。

こんな弱い人間が、よく大口をたたけたものだと思う。

これからは自分から目を背けない。改心してやる。


そう思わせてくれた、tea timeだった。






雨上がり、虹の橋が架かる中
fabianaに感謝とまた出会う約束をして別れを告げた。



そして、ホテルに帰ると、konokaとnanamiがわざわざ御見送りに戻ってきてくれていた。




ホテルの支配人も最後だからと、長渕の乾杯をギターと共に捧げてくれた。


本当にインレーにきて良かった。ミャンマーを選んで良かったと思った。


たった9日しかいなかったけど、
フィジーの時と同じくらい感動を味わわせてもらえたよ。

その上、自分の気持ちも整理がついた。


ここで出会えた皆に感謝。本当に感謝。




ありがとう。ミャンマー。
また絶対に訪れるぜ