諸刃の剣 | 膀胱癌闘病|けんざぶのブログ

膀胱癌闘病|けんざぶのブログ

46歳で膀胱癌を発症し、化学療法2クール施行後、膀胱全摘術(尿路変更は新膀胱/代用膀胱)をおこないました。闘病ブログです。同じような立場の方に参考にしていただければ幸いです。

(2023年2月6日の日記)
化学療法では、前のブログに書いたように血管炎がひどかった。
特にジェムザールは必ず血管に痛みが出て、偏頭痛のような頭痛が起こった。
これほどまでに静脈がやられるということは、身体中の血管がダメージを受けているのだろう。
ジェムザールを点滴した後は、点滴した先の静脈が硬く盛り上がってくる。コリっと。
そして強い炎症のせいか色素沈着を起こす。
こんなに血管にダメージを与える抗がん剤。
全身の血管もダメージを受けて寿命がある程度縮むのは覚悟しないとだ。
根治のためにはリスクは受け入れないと。
割合は多く無いが、抗がん剤は2次的に発癌のリスクもあるようだ。
今後も検診を受けて癌の早期発見するように気をつけないといけない。
シスプラチンはジェムザールほどでは無いが、血管には鈍痛がでて、硬くなった。
GC療法は比較的副作用が少ない化学療法と言われているが、前のブログでも書いたようにいろいろ副作用は出た。
もちろん個人差はあると思うが。。
癌にも効く可能性はもちろんあるが、化学療法を受けてみて自分の体も犠牲ににする諸刃の剣的な治療だなと改めて感じた。
それは手術も放射線療法もそうだが。
ただ、放射線療法は後で副作用がかなり辛いらしい。
腸管だと後の出血が結構大変らしい。
放射線療法は仮に適応だとしてもやらないかと思う。
ただ、膀胱を温存なら別だが、標準治療では放射線療法はないみたいだけど。