佐紀盾列古墳群を歩く(1) |  その日その場を! (Instagramを見るにはプロフィールをクリック)

この日は平城宮跡の駐車場に車を止めて、佐紀盾列古墳群を歩いた。

佐紀盾列古墳群は奈良市山陵町にある前・中期の大型古墳群で、東

西2.5km、南北1.5kmの範囲に、全長200メートルを超える前方

後円墳8基や円墳、方墳等18基の古墳がある。群内には天皇陵や皇后

陵といわれる古墳が多い。佐紀池からは平城京の大極殿が綺麗に望め、

さらに北に向かうと佐紀神社や釣殿神社がある。神社の横には御前池

が広がっていた。少し進んだところには山上八幡神社がある。古墳群

に囲まれた場所に鎮座していて、境内社殿左後方にそびえる杉の木は、

豊臣秀吉が三韓征伐(朝鮮出兵)に際してその成功を祈り手植えした

由緒ある神木があった。すぐ西隣に佐紀高塚古墳(称徳・孝謙天皇陵)

があった。全長127mの 前方後円墳で、聖武天皇と光明皇后の皇女

・称徳 孝謙天皇陵といわれている。長く伸びる参道が非常に美しく、

街中の隣にも関わらず荘厳な雰囲気を味わうことができる。

 

 

                                                                     (05.11)