この日は葛城市の屋敷山公園をウォーキングした。葛城山の麓にある屋敷山公園は、
水と緑に恵まれた自然いっぱいの公園だ。豪族・葛城氏の勢力が及んだ地で、古墳
時代中期の5世紀中頃に前方後円墳(全長約140m)が築かれた。その後、江戸
時代に紀州より桑山氏が移り、この地に陣屋(新庄城)・武家屋敷を造った。屋敷
山公園は屋敷山古墳を中心に総面積約5.8万㎡の総合史跡公園として昭和50年
に竣工した。敷地内には中央公民館・市民体育館・グランド等が整備され文化活動
の拠点となっているようだ。この時期には、公園内の梅が綺麗に咲いて、池にかか
る枝垂れ梅の向こうに美しい葛城山が眺められるのではと期待して行ったのだが、
既に花は殆ど散っていた。
(03.03)