平城京羅城門跡公園へ |  その日その場を! (Instagramを見るにはプロフィールをクリック)

奈良県立図書情報館から佐保川を下っていくと「平城京羅城門跡公園」がある。

「羅城門」は平城宮跡から南へ約4kmの位置していて、かつて都の正門だった。

現在は何も残っておらず、石碑や説明板があるのみだが、佐保川にかかる羅城

門橋からは、遠くに平城宮跡に復元された朱雀門・大極殿を見ることが出来る。

川の東側に「平城京羅城門跡公園」があり、「史跡 羅城門跡」の石碑の他、数

点の石碑が立てられていた。   

  「あをによし 寧楽の都は 咲く華の 薫ふがごとく 今盛りなり」 小野老

  「いにしえの 奈良のみやこの 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」 伊勢大輔

  「敷島の 書の林に 分入ハ はてなき道の まさ道そある」 北浦定政

等の他

  「天のはら ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」 阿倍仲麻呂

等のよく知られた石の歌碑があった。ただ、少し寂しさの漂う公園だ。

 

 

                         (01.24)