神経系ストレッチトレーナーのけんさんです。

突然ですが、あなたは自分の家族を大切にしていますか?

私は家族と仲違いして、長年といっても数年ですが、父とも母とも会っていませんでした。

母は車で5分ぐらいのところにある実家に住んでいますので、時々姿は見ていました。

でもあって言葉を交わすことはありませんでした。そもそも、両親とも認知症で私が誰かもわかりません。

で、いろいろな思いもあって(そのことは機会があれば別で書きます)両親に会いに行ってみることにしました。

今回は父の話です。私のフィルター越しに見た私の父は、いつも上から目線で偉そうに、眉間に皺を寄せて、難しそうな顔をして、家族とは関わりを持とうとしなかった、そんな人でした。

まるで、地球のことには興味のない、宇宙人的な存在でした。

そんな父は、今グループホームに入っているので、意を決して一人で行くのは怖かったので、息子を道連れに行ってきました。

面会時間はインフルが流行っている関係で、短時間で10分程度でした。

私の予想に反して、父はまるで子供のようにニコニコとして、終始何かを話していましたが、いったい何をいっているのか解読不可能で、相変わらずの宇宙人っぷりでした。

私の記憶の中の父とは別人で、これが本当のこの人の姿なのだと感じました。その時、初めて私自身も自分のフィルターを外して父の姿を見れた気がしました。

そして、なんだか自然に笑いが込み上げてきて、笑いながら涙が込み上げてきました。

もし、父に会いに行かなかったら、私はフィルター越しに見た思い出だけになっていましたが、今回思い切って父に会うことで、自分の記憶が上書きされて、屈託のない笑顔の父の記憶に更新されました。

父に会いに行った話でした。