繰り返すネガティヴ感情には必要性があった
- なぜネガティヴ感情を繰り返すのだろう
- なぜ解決の糸口が見つからないのだろう
- なぜ一つの悩みを解決したら、また別ことを悩み始め、連鎖的にクヨクヨといつまでも悩み続けるのだろう
それは本人にとっては不快な感情を何度も体験し苦痛を味わうことに他ならず、大切な人生の時間を無駄に浪費しているようにさえ見えます。
悩むきっかけとなる出来事も無い時にも突然ネガティブな感情が湧いてくる時もあります。
社交不安障害や対人恐怖の方の中には、緊張場面の出来事がキッカケにならない時でも⬆️に書いたネガティヴな悩みを繰り返している方が少なくありません。
「気持ちを切り替えて忘れる」「考えないようにする」と意識しても上手くいかない時に、考えてみたいのは心の奥底で何が起きているかです。
1、反復強迫
2、何が起きているのか
3、それぞれの欲求との関係
1、反復脅迫
意図的に「今日は思いっきり愚痴を話そう、思いっきり泣こう」とネガティヴな感情を出すのは、💩を出しきるのと似ています。出し切ればスッキリです。
反対に、ひどい便秘はガスだけが発生し続け、体調が悪くなるし、我慢できずオナラが出てしまいます。繰り返すネガティヴ感情はこちらに似ています。
精神科医フロイトは、不快なネガティヴ感情を何度も体験し苦痛を味わうことを「反復強迫」と名づけました。
心の健全な人からしたら、たちまち解決できたり、気持ちの切り替えができてしまう悩みを長らく繰り返し続け、一つ解決してもまた次に同じような悩みに苦しみます。
恵まれた環境に暮らし戦争なような明確な困難がないのに、常に悲観的で悩み、嘆き続ける人をイメージしてもらうと、わかりやすいかもしれません。
2、何が起きているのか?
繰り返すネガティヴ感情は、生きようとする欲求と、死に向かう欲求の双方の動きから生まれてます。いずれの欲求も私たちは意識してません。
人間は誕生した瞬間から死に向かって進み始めます。心も体も若く健康な時は、生きようとする欲求(成長、回復、免疫)が死に向かう欲求(劣化、老化、衰弱)を上回ります。しかし、老いたり病におかされると、それは逆転します。
生きようとする欲求と、死に向かう欲求は常に押し引きしながら存在してます。
3、それぞれの欲求との関係
生きようとする欲求
八つ当たり
ネガティヴ感情を溜め込み続けることは心身を滅ぼします。
例えば怒りを例にとると、運悪く怒りを直接表現できない時があります。そんな時に起こるのが八つ当たりです。
パワハラ上司には怖くて怒れないけど、お店の定員さんにはクレームをつけるサラリーマンなどです。
克服を目指す
未解決の心の傷も同じく持ち続けることは苦しくてできません。無意識的に心の傷を克服するための行動を取ります。
例えば、散々父親のアルコール依存で苦しんだ女性が、アルコール依存の男性とばかり交際します。
父親の回復を支援できなかった無力感、罪悪感を克服するために、別の人を使い回復の支援を達成し成功体験にて上書きしようとしています。
欠乏感を補う
本当はとても不安、寂しい、かまって欲しい…そんな欠乏感を補うために、ネガティヴ感情を繰り返し嘆き続け救済者を求め続けます。
素直に助けて、かまってと言えずに抑え込んだ不安、寂しさ等が表現を遠回しにして出てきています。
逃避
元気になってしまったら健康な人と同じように自立して自己責任のもとで生きていかないといけない、そんな恐れから無意識に回復を避けていることもあります。健康な人と同じようになることは、負担が重すぎてつぶれるリスクがあると判断した上での防衛策です。
死に向かう欲求
心と体を滅ぼそうと何度も何度もネガティヴ感情を反復しています。無の状態から生まれた生物が、元の無の状態に戻る動きです。
心の中は有毒なネガティヴな感情に覆い尽くされ、その毒素により繰り返しネガティヴ感情を味わい不快にさせられます。
その悪循環から徐々に無気力、絶望して衰弱していきます。
ほい、今回の内容は以上です😙
ではでは〜
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