先日、仕事絡みの研修ですが精神科医の先生の講義を受ける機会がありました。

その中でちょっと写真に役立ちそうな話を聞いたので備忘録代わりに書き留めておこうと思います(^O^)/

カウンセリングに関する話なのですが、俗に「カウンセリング」というのは何をするのかというと決して良い話や役立つ話をカウンセラーが言い聞かせるというのではなく、とにかく「相手に話をさせて相手の話を聴く」のがひとつの形なんだそうです。

・話をさせる=言葉にする(言語化)
・胸の内のモヤモヤに言葉を与える
・自分の言葉を自分の耳で聴く=客観的に判断できる


という感じで、自らの心の内の不安要素を”言葉という形”にすることで対処しやすくするのが目的のようです。


これを写真に置き換えてみると、

・自分が撮りたいと感じた被写体や場面(ストーリー?)を言葉にする
・その言葉を自分の耳で聴く=「撮ろうとする写真」を客観的に判断できる


というコトになりませんか???

カメラ雑誌の特集か記事で「シャッターを切る前に何に感動したのか言葉にしてみる」のような内容を読んだような気もするのですが「自分の頭で判断しているんだから同じようなものじゃないの?」と、その時はあまりピンと来なかったんですけど、このカウンセリングの話を聞いたときにこういうコトなのかな!と思いました。

ちょっと恥ずかしい気もしますが、次の撮影機会では何を撮りたいと思ったのかボソボソと呟いてみようかなwww