2020年分の収支報告書が公開されたので、都知事選開票日当日に山本太郎が言っていた1億2450万0777円の内訳を調査しようと思い立った。少し探したのだが誰も書いていないようだ。1年4ヶ月たっており、誰も興味がないのだろう。会見では「詳細は3ヶ月後に公開される収支報告を」と言っていたが、政治団体分は1年以上公開されないことくらい関係者なら誰でもわかっている。1年後なら全員忘れていると高をくくっているようにしか思えない。

私も落選者の選挙費用など正直どうでもいいのだが、一度書いた以上責任があるように思うし、「ここに忘れていない人間がいるぞ」というあまのじゃく精神でこれを書いている。

調べたのだが、本人と政党のどちらにも確認団体との金銭の移動がないようで確認団体の特定ができなかった※1。都選管のHPでありそうな名前のところを調べたのだが、それらしき団体を見つけることができなかった。

 

参考

小池氏確認団体  現職女性知事を応援する都民ファーストの会

https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/02teiki-ke_014.pdf

宇都宮氏確認団体 希望のまち東京をつくる会

https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/02teiki-ki_028.pdf

 

 

というわけで、残念ながら調べられたのは政党分のみである。

 

れいわ新選組 令和2年 収支報告書

https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20211126/00009004.pdf

 

ポスター、封筒に300万

 

新聞広告に4000万、屋外ビジョンに600万、チラシ折込に400万

 

 

印刷費に360万

 

選挙対策費、本人への寄付以外は48万のみ。

選挙宣伝費という普段見ない項目が1200万ある。なぜ蔵王温泉?、舞台?、何に1000万もかかったのだろうか。

 

ここまで都知事選関係と思われる費用を足したが7200万程度にしかならなかった。本人の支出は公費負担分を含めても3132万、合わせても1億300万ほどにしかならないので、発表している金額(1億2450万0777円)とは2000万ほど合わない。確認団体が分かれば確認したい。

 

2024/2追記

以下を見る限り、確認団体はれいわ新撰組だと思われる。だとすると、2000万はどこへ行ったのか謎だ。

 

 

追記ここまで

 

 

前回のブログで、「230万ほど余剰金がある」と書いたが、これに関しては本人から政党に返金処理が行われていた。

 

 

※1 もしかすると確認団体がれいわ新選組なのかもしれない。だとすると2000万はどこへ?