先日、バッグを肩から下げているとカバン本体が地面に落下した。何度目だろうか、毎回前触れもなくいきなり落ちるので驚く。PCが入っているとかなり危険だ。

たいていの場合、カバン本体にはリング状のものがついていて、つなぐための金具を介してストラップをつけるようになっている。

いつもこの金具部分が壊れるのだ。

 

写真 壊れた金具の例。左から、壊れていないが摩耗している金具。破断した金具。右端は回転部分が摩耗してベルト側の金属部品から抜け落ちた。

 

金具の部分が回転するようになっているものが多い。ベルトがねじれることを防止するためなのだろうが、あまり意味がない。カバンの重さがすべてベルトの両端2カ所にかかるので、相当な力がかかっているはずで、金属が削られていくのだ。

 

ベルトよりも金属が先に壊れるというのは工業製品としてどうなのだろうかと思う。