富永一朗。

11月26日は私大家健自身が16周年を迎えたという事で闘龍門にはいった時の同期であるbrother“YASSHI” とタッグを組みます。

ですけれども。
私、実はデビュー前に闘龍門やめてるんですよね。
何だったらその後にはいったDDTでデビューするもやめて失踪してるんですよね。
でその失踪後、みんなに頭を下げてこの面下げてDDTに戻らせてもらってるんですよ。
私は世の中の皆さんに助けてもらってここまでプロレスを続けてこられてるんです。


という事を踏まえた上で冨永真一郎。
彼は学生プロレスサミット三年連続メインイベントという経歴をひっさげてユニオンプロレスの後楽園ホール大会であの現WWEスーパースター、サミゼイン(当時ジェネリコ)とデビュー戦をやっているんですよね。
これはどういう事かといいますとプロ野球で例えるなら三年連続甲子園制覇、ドラフト1位で球団にはいり開幕いきなりクリーンナップに抜擢されるくらいの破格の扱いです。
でも、そんな冨永もその後一年くらいでユニオンをやめてしまうんですよ。

冨永はどういう気持ちでユニオンにはいってどういう気持ちでやめていったのか俺にはわからなかった。
わかる距離にもいなかったんだろうなと思います。

ユニオンをやめた冨永はしばらくしてアマチュアプロレス団体を旗揚げしました。
あっ、プロレスが嫌になったんじゃないんだ。
って思いました。

もしかしたらいろんな意味で窮屈だったのかな?
とか思いました。
全ては私の憶測ですが。

彼は卒業予定だった大学を卒業出来なかったりいきなり破格の扱いでデビューしたりそういう環境の変化についていけなかっただけじゃないかって勝手に思いました。

だからガンプロを立ち揚げたばかりの俺を助けたいと名乗りをあげてくれたのは等身大の自分を俺達に重ねあわせたからじゃないかと思います。

冨永は大学にはいる前に高校を中退してカイエンタイドージョーに入門しました。
でもそのカイエンタイドージョーも中退してしまってるんですよぉぉぉ。

誰かに似てないですか?

そう。私!!!!!!

私と冨永は富山県出身。

富山県出身者は挫折する。という法則があるのかないのかわからないけども他人事には思えないんだよなー。

だから節目節目の冨永の気持ちわかんないけどわかるんだよなー。

いやわかんないけど。

やっぱりわかる。


素人!
けっこう
アマチュア!
けっこう。

誰でも最初は素人だし誰でも最初はアマチュアなんだよぉぉぉ‼

いいじゃん。素人と呼ばれても。
いいじゃん。アマチュアに誇り持ってても。

佐々木大輔にはインディーJr.のベルトとられて全財産とられて全部使われて俺が直接リベンジしてやりたいけど。

冨永の気持ちわかるんだよ。
わかんないけどわかるんだよ。
だから今回はお前にゆずる。
絶対にとれよ!
インディーJr.!

お笑い漫画道場に出演してたのは富永一朗。

11月26日に佐々木大輔のインディーJr.のベルトに挑戦するのは冨永真一郎。