ここから読んでもよくわからないはずなので,必ず前フリその1から読んでくださいね.
関係者以外には面白くない話が続くのでここで閉じることをオススメします.


2.総括として

申し訳ないですが,僕の先輩方はお世辞にも仕事ができる人達ではありませんでした.いい人でしたけどね.ちょっと言い方悪いなww 組織運営という観点からですよ.ようするに職人さんです.
総括としての僕の最初の仕事は,そんな組織の改革でした.この時がここに来て一番充実していたかもしれません.これまでの歴代技術長ができなかったこと,やらなかったことを,たった2年で変えましたからね.
技術職員専用のホームページ開設,押印ルートの変更,ワーキンググループの創設,技術職員主催の公開講座(各学科のいいとこどり)などなど,枚挙にいとまがありません.
組織改革の話は,KEK(高エネルギー加速器研究機構)の技術職員シンポジウムでも発表させてもらいました.

もちろん締め付けるような改革ではないですよ.
ウチの近所の河川敷でみんなでBBQしたのが懐かしいなぁ.

ここで,このシリーズのキーマンとなる登場人物を3名紹介しておきます.

・前技術長の後任として東京高専から逃げてきたF氏
今後長くかかわる僕らの意見は聞かず,前技術長とセンター長で決めてしまった東京高専からの異動人事.着任早々部門長をお願いしていましたが,2週間後には「部門長をおろしてくれ」とメールしてくる人材.なんだかなぁ...
ちなみに僕より3つ年上だったと記憶しています.

・沖縄高専との人事交流でやってきたT氏
本当は僕が人事交流の候補だったのですが,家庭の事情もあり断りました.
(断ったから技術長になれなかったのかもしれませんが,行ったところで技術長になれる保証もないとはっきり言われてマス)
僕が断ってそれで話が終わったと思っていましたが,後輩が行くことになったことを,前技術長が黙っているという嫌がらせ.再雇用でこの人とは顔を合わせてるのにね.総括に就任した半年後に,貴重な戦力を持っていかれました.
あとになってわかったことですが,本校には何のメリットもなく,ただ沖縄高専に利用されただけでしたね.これも言い方悪いなww 沖縄高専は頭のいいブレーンがいたのでしょう.逆にウチはそれをうまく利用できなかっただけですね.これは当時の技術長やセンター長に大きな責任があると思います.なんのフォローもしない(できない)んだから.

・最重要キーマン 後輩Y氏
当時,大いに問題のある技術職員がおりました.
(当時の)5年ほど前に中途採用された人材でしたが,心の病で休職を繰り返しておりました.それはそれでやむを得ないと思いますが,学生の前でも居眠りするので,学科の教員からクレームが来てましてね...本人曰く「薬の影響で眠くなる」とのことですが,大人同士ならそれも理解が得られるでしょう.(居眠りパイセンと仲良しでしたからww)ですが,学生が製作発表している前で居眠りするなんて...授業中の居眠りを注意する側が寝ているようでは,笑えない話です.
それよりも何よりも,担当する工作実習では学生の安全に最大限注意する必要があります.何か事故でもあれば取り返しがつきませんからね.さすがに先輩として注意しましたよ.
あと実験も少しだけ担当していましたが,4コマ分の実験を2コマで終わらせてしまうなど,授業としても成り立たない,学生とのコミュニケーションも難しい,技術職員として大きく適正に欠ける人材でした.
いったい誰が採用したん?ってくらいの人材.採用当時の校長の鶴の一声で採用が決まったという情報もあります.目を見たらヤバいやつっていうくらいわかるのに.
歴代の技術長は彼に対し,まるで腫れ物に触るかのような感じで接していましたが,総括としてこの問題に決着をつけることも僕の大きな役目でした.

管理職の登場人物紹介は,ただの悪口になってしまうので省略しますww
なお,この3名と登場する当時の管理職は現在いずれも本校には在職していません.
(だから書けるんだけどね~)


つづく.