中村けんですニコニコ



本日は6月議会の一般質問初日で、僕も午後1時から登壇し、以下の3議題について質問させていただきましたビックリマーク



1市民と共に考える行財政改革について


2矢作古川分派施設について


3総合運動場の整備について



このうち、ブログ上では、総合運動場の整備について取り上げさせていただきたいと思います音譜



西尾市では、スポーツ振興の観点から、スポーツの公式試合をすることができる、「総合運動場」の整備を進めていく構想がありますDASH!


3月議会での情報を整理すると、事業費は総額80億円。


その内訳は、交付金(補助金)…約27億円、起債(債券の発行)…約29億円、基金積み立て…約23億円。



整備内容(あくまでも案)としては、野球場野球(内野7,000席、外野5,000席)、テニスコートテニス(12面)、ソフトボール場(3面)、陸上トラック(フィールド内にサッカー場)、ゲートボールやグランドゴルフゴルフのできる多目的広場が考えられています。


完成するのは20年ほど後になる見込みで、整備される場所や、完成後に毎年係る維持管理費については、現在のところ定かになっていませんあせる




僕は、今回一般質問をするにあたり、100人ほどの同年代のみなさんに、このテーマについて意見をお聞きしました耳


その理由は、恩恵を受けるという良い意味でも、ツケを払わされるという悪い意味でも、影響を多く受けるのは、今の若年世代や今後生まれてくる将来世代だからです!!



お聞きした内容は2項目で、回答の状況は次の通りです。


①総合運動場の整備について、一番考え方の近いものを教えてください。


22人(23.6%)  A:お金をかけてでも積極的に進めていくべきである  


39人(41.9%)  B:将来的な負担が大きくならない程度の費用で進めていくべきである  
   
32人(34.4%)  C:他にもっと優先してお金を使う分野があり、整備すべきでない  



②総合運動場を整備していくとした場合、既存の施設の扱いについて、一番考え方の近いものを教えてください。


35人(39.7%)  A:既存のものをできる限り残したうえで、整備していくべきである  


53人(60.2%)  B:既存のものをできる限り統廃合したうえで、整備していくべきである  





そして、アンケートの結果については、写真にある自作のフリップを使いながら、壇上で冒頭に紹介させていただき、その後、質問に移りましたアップ



以下では、質問の内容と、それに対する行政側の回答を、手元のメモを参照しながら簡潔にまとめましたので、ご一読いただければと思います。


黒字…質問、青字…回答



 公共施設の再配置は、いわゆる「ハコモノ」を対象にするため、総合運動場は対象にならないという考え方は、市民の理解を得られないのではないですか。対象にならないとしても、公共施設再配置の基本的な考え方は適用すべきではありませんか。


 総合運動場を整備する場合は、公共施設再配置の考え方を適用する必要があると考えております。既存の屋外スポーツ施設をすべて残して総合運動場を整備することは、困難であります。総合運動場の規模や改修する施設、廃止する施設を十分に検討し、施設を適正に配置する必要があります。




 総合運動場の整備に当たっては、スポーツ振興という視点だけでなく、市外・県外から人を呼び込むという視点も必要ではないですか。
 

 総合運動場の整備に当たっては、健康の増進、スポーツ人口の増加、トップアスリートの育成強化、競技スポーツの振興を図ることはもとより、ハイレベルな大会の誘致やスポーツ以外のイベントなど多目的に利用できるよう整備し、市外・県外からも人を呼び込める施設とすることが必要であると考えております。




 総合運動場の整備に当たり、中心となる教育委員会だけでなく、産業部などの他の部署も必要に応じて積極的に関わりながら知恵を出し、縦割りの弊害が出ないような形で進めていくことが必要ではないですか。


 教育委員会だけでなく、他の部署からも知恵を出してもらいながら進めていくことは必要であると考えます。




 競技種目によって必要な施設は異なりますが、施設整備をする競技はどのような基準で選定するのですか。


 施設整備する競技種目につきましては、競技人口の把握やアンケート調査などにより市民ニーズを踏まえて、総合運動場の整備などを検討する組織を設置して協議したいと考えております。




 3月議会に出てきた競技種目ありきではなく、施設を整備する競技が増える可能性もあれば、減る可能性もあるという解釈でよいですか


 3月議会で説明した内容で確定ではありません。




 総合運動場に整備する施設、規模、設備や建設する場所など、詳細については総合運動場の整備を検討する組織において協議していくとのことですが、総合運動場の整備を検討する組織はどのような人員構成を予定していますか


 人員構成につきましては、今後検討していくことになりますが、地域の代表、スポーツ団体の代表、小中学校、高等学校の代表、高齢者団体の代表や学識経験者などで、年齢層や性別などを考慮し、組織していきたいと考えております。




 特定の利害にとらわれない、例えば大学教授のような第三者的立場の方を構成員とすることを考えませんか。


 大学教授に限らず、中立的な立場で、施設の整備や有効活用策などを客観的に提言していただける方を構成員とすることは有効であると思いますので、今後検討してまいります。




 ほとんど施設を利用しないが、費用負担はすることになる市民の意見を聴くことも重要ではないですか。


 総合運動場の整備計画を策定する前に、市民の皆様にアンケート調査を実施し、その結果を計画に反映させることは必要であると考えております。