中村けんです
今日から新年度が始まりました
消費税が5%から8%に上がったり、32年間放送されていた「笑っていいとも」が終わったりと、個人的には、話題の大きかった年度の節目のように思います
西尾市では、一般会計約526億円、特別会計約336億円、企業会計約152億円、合計約1015億円の新年度予算がスタートします
ちなみに、「一般会計」というのが、よく言われる「予算」というものです。
「特別会計」とは、国民健康保険や介護保険などのように、特定の収入をもって特定の支出に充てる会計をいいます。
「企業会計」とは、病院事業や水道事業のように、独立採算で、企業的要素の強い事業に用いる会計のことをいいます。
新年度の西尾市の一般会計は、景気回復に伴う税収増により、平成25年度と比べて約12億円の増加となりました
こうした状況の中、主な新規事業として次のような事業が計画されています(金額は概算のものもあります)。
自主防災会防災資機材等補助事業(危機管理課)…500万円
防災倉庫の設置や、発電機などの防災資機材の配備、非常食の備蓄に要する経費の1/2(上限10万円)を補助するものです。
高齢者タクシー利用支援事業(長寿課)…490万円
交通手段の確保が困難な高齢者が医療機関への通院等のためにタクシーを利用する際に、料金の一部を補助するものです。
対象となるのは75歳以上の一人暮らしの高齢者ですが、所得制限もありますので、詳細については市役所の長寿課にお問い合わせください。
保育園・幼稚園給食費無料化事業(子ども課)…1,870万円
詳細については、過去のブログをご覧ください。
http://ameblo.jp/ken-nakamura/entry-11765192742.html
保育園・幼稚園施設大規模改修事業(子ども課)…4,770万円
施設の長寿命化や機能保全のため、優先度の高いものから順次行っていくものです。
今年度は、一色東部保育園の屋上防水工事、吉田保育園の外部トイレ建替工事、一色南部保育園の外壁改修工事、西尾幼稚園の2階東側園舎便所等改修工事などが予定されています。
産業創造推進事業(企業誘致課)…809万円
「食べる」、「買う」、「学ぶ」、「遊ぶ」、「見る」が一つの施設で楽しめる、農業・漁業の6次産業化を進めるための「農業副都心」構想の整備計画の策定や、西尾駅西広場の有効活用について検討し、利用計画を策定するにあたり、資産評価の鑑定を依頼するものです。
住宅浸水対策改修費等補助事業(建築課)…1,500万円
大雨等による住宅の浸水被害を防止するため、住宅の浸水対策工事を行う方に対し、工事費の1/2(上限300万円)を補助金として交付するものです。
すべての工事が対象となるわけではありませんので、詳細については市役所の建築課にお問い合わせください。
その他にも、新規事業という扱いではありませんが、市民課の窓口でパスポートの申請や受け取りができるようになりますし、消費税の税率アップに伴い、規定の要件を満たした方へ1万円支給する臨時福祉給付金なども予定されています。
パスポートの手続きの詳細についてはこちら
http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/6,0,63,660,html
臨時福祉給付金についてはこちら
http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/6,31752,66,320,html