中村けんです
昨日、僕の所属する会派である「新生西尾クラブ」から、平成26年度の予算要望書を榊原市長に提出いたしました。
昨年末の政権交代以降、経済政策が大きく転換され、日本経済に明るい兆しが見え始めているものの、税収が大幅に回復して交付税に頼る状況から脱却できるという確証はありません。
徹底した行財政改革によって無駄を省き、企業誘致や観光産業の発展によって市税の増収を図り、財政力を改善していくことが望まれます。
厳しい財政状況の中、選択と集中により多岐にわたる市民要望に応えられるよう、次の要望をいたしました。
※6つのテーマについては、今後10年の西尾市のまちづくりの指針となる「第7次西尾市総合計画」のテーマにならっています。
活力と魅力あふれる産業づくり
①企業立地の積極的な支援と企業誘致の促進
②観光推進機能の充実と観光交流圏づくり
③農水産物のブランド化と地産地消の推進
④農業副都心構想の実現
⑤水産業の振興と漁港・漁場の整備
⑥土地改良事業と農業基盤の整備
⑦市街地の整備と活性化支援
⑧主要幹線道路周辺農業用地の高度利用
利便性と快適性を高める基盤づくり
①土地区画整理事業や市街化区域内の未利用地開発への支援
②幹線道路(衣浦岡崎線の4車線化、安城一色線、岡崎一色線、
西尾幡豆線、田貫徳永線など)の整備及び名浜道路の建設促進
③国道23号線岡崎バイパスの早期4車線化
④矢作古川分派施設・河川防災ステーションの早期実現
⑤離島対策の強化
⑥老朽化した橋梁改修
⑦地域公共交通の総合的整備
地域を支える文化と人を育む環境づくり
①地域コミュニティ充実のため、校区ふれあいセンターの建設
②教育施設の計画的整備
③人間性を育む道徳教育・心の教育の充実といじめ・不登校の対策強化
④小学校就学前教育の充実と幼稚園・保育園の連帯強化、一元化の推進
⑤発達障害のある児童・生徒への支援強化
⑥教育補助者の配置強化
⑦歴史と文化の薫るまちづくりのため、資料館、美術館の整備
安心できる暮らしを支える健康・福祉のまちづくり
①子育て支援センターと家庭児童支援室の充実
②小規模保育園の統廃合
③特別養護学校の整備
④幼稚園・保育園施設の計画的整備
⑤高齢者の生きがいづくりの推進
⑥市民病院の診療体制の充実と経営健全化
⑦スポーツ施設の整備
安全とうるおいのある環境づくり
①愛知こどもの国の活性化と利用促進
②名鉄西尾・蒲郡線の活性化と存続
③防災・減災対策の充実
④消防力の強化及び救命救急体制の充実
⑤ゴミの適正処理と資源循環型社会の構築
⑥公共下水道・都市下水路の更なる整備促進
⑦安全な通学路の確保
⑧公園・緑地の計画的整備
⑨海岸堤防と河川の改修促進
⑩一色産業廃棄物処分場跡地の現状把握のための実態調査
市民と行政が共に考え、行動するまちづくり
①公共施設の再配置の推進
②定員適正化をはじめ行財政改革の一層の推進
③民間活力の導入による行政のスリム化
④町内会活動など地域振興活動の支援
⑤市民・NPOとの協働及びボランティア活動の推進
⑥国や県の交付金や補助金の積極的な調査、研究と活用