中村けんです
今日から新生活が始まった方も多いのではないでしょうか
僕の方は、年の節目を感じることもなく、新年度に突入です
今年度から、民間活力導入ということで、西尾市観光協会に観光のプロが採用されました
JTBのOBで、蒲郡市観光協会やデンパークでもご活躍された方です。
では、そもそもなぜ観光のプロを採用することになったかといいますと…
2年前に幡豆郡と合併した西尾市において、観光は産業の重要な柱の一つとして位置づけられています
そして、合併前に比べ職員数は大幅に減ったものの、各地域のイベントは継続して実施されています。
また、観光行事の主催となることが多い観光協会の事務局は、これまで行政の職員が担っていました。
その結果、観光協会の事務局は、目の前のイベントを企画・運営するのに手一杯で、西尾市の観光の将来ビジョンを考える余裕が持てないという状況でした
しかも、行政の職員は数年ごとに人事異動があります。
デメリットとしては、その業務にせっかく通じてきたかと思ったら、他の部署へ行ってしまうということが挙げられます
これでは、腰を据えて西尾市の観光を考えていくことはできません
そこで、西尾市の観光の将来を考えていく司令塔役として、民間のノウハウを持ち、人事異動がない人材を登用しようということになったわけです
将来ビジョン（正確には、観光基本計画という名称になると思います）の策定や観光協会の組織改編、官民連携の調整役等、期待されることが多いわけですが、当然、一人で何でも解決できるわけではありません。
行政や商工会議所が身近でしっかりサポートしていく必要がありますし、僕自身も、微力ながら政治の立場からサポートさせていただくことができればと思っています
すぐに目に見えた大きな変化が感じられるとまでは断言できませんが、西尾市観光協会のこれからに期待してください