誕生日 3 性急 | 上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

V6の三宅健と森田剛と岡田准一をイメージしたイケメン教師が、今どきの女子高校生たちと繰り広げる学園ドラマ。ドラマの進行の合間に出てくるけんちゃん先生の古典講義は勉強にもなる?

新年会の後、条くんと一緒にあたしのアパートに戻った。


部屋に入ると、酔っていたのか条くんは、すぐにあたしを欲しがった。


誕生日なのに新年会が入ったことや、

宝先生に少し妬いてたみたいだから、そのせいもあるのかもしれない…。



あたしの名前を呼んで、後ろから抱き締めて、服の上から体をまさぐる。


髪に鼻を埋めたかと思うと手で髪を少し乱暴に払って、うなじに吸い付く。


首筋にキスをしながら、ワンピースのファスナーを下ろしていく。


「せっかく可愛い格好してるけど…」


って囁きながら、剥き出しになったあたしの両肩に手を添える。

そのまま条くんの手が肩を滑り落ちる。ワンピースがパサリと足元に落ちる。


スリップだけになって、あたしが


「条くん…お風呂…っ…」


って言うと、あたしの体から離れる。


あたしはゆっくり条くんを振り向く。


条くんが腕をクロスさせて、シャツごとセーターを脱ぐ。


締まった裸の上半身は、アルコールのせいで少し赤みがさしていた。


お風呂に行くんだと思ったら、いきなりあたしを抱き締めて、キスをしながら、

「あとでいい」

ってあたしを抱き抱えてベッドに沈めた。