指導教官 19 先生、キスして | 上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

V6の三宅健と森田剛と岡田准一をイメージしたイケメン教師が、今どきの女子高校生たちと繰り広げる学園ドラマ。ドラマの進行の合間に出てくるけんちゃん先生の古典講義は勉強にもなる?

「無茶言うなって!」

って、抱きつく佐久間の腕を剥がそうとするが、なかなかうまくいかない。


「どうしてですかっ⁇胸が小さいのは好きじゃないですか?」


「デカい方がいいっ」


「佐久間の声、聞いて行きませんかっ?」


「聞きたくねーよっ!ってか、どういう誘い方だよっ!離せっ!佐久間!」


「嫌です!今夜は帰しません!」


「それは男の台詞だっ!」


「セックスに男も女もありません!」


「あるだろっ!」


「じゃあ教えてください!」


「意味がわかんねーよっ!」


「正しい抱かれ方を教えてくださいっ」


「知らねーって!ほんと…離せっ!」


「嫌ですぅぅぅ~っ‼︎抱いてくれるまで離しませんっ!」



くっそ…このバカ力が…っ!



し…仕方ない…。




「…わかったよ」




俺はしがみつく佐久間をひょいとお姫様抱っこで抱き上げる。



「先生?///」



そのままベッドまで歩いて行って、乱暴に佐久間をベッドに降ろす。



佐久間は素早く俺の首に腕を回して自分の方へ引き寄せる。



佐久間の顔が近い。



「先生…キスして…」


って潤んだ瞳で俺を見つめる。



俺は邪魔な髪をかき上げて、佐久間を見下ろす。



「俺を誘ったこと…後悔すんなよ」