脳出血で死にかけたら、IQ129になっていた -4ページ目

脳出血で死にかけたら、IQ129になっていた

脳被殻決壊・全身麻痺・失語症・嚥下障害・記憶障害・顔面変形・ストレス障害・うつ病・糖尿病合併症・末期腎不全。動けない、喋れない、わからない・要介護認定3。意識混濁から再起がスタートした。

 

2018年11月 突然脳出血発症

       ICU→記憶言語障害・二度と歩けないと診断

2018年12月 回復期病院に転院 恩人PTと出会う

2019年4月   歩けるようになり退院

〜2020年3月  自宅リハビリ

       高次脳機能・IQテストにより運転免許再取得

       公務員試験に(なぜか)合格

 

公務員になって3ヶ月がたった。入庁直後からコロナ禍が広がった。世の中大変な中、自分も右半身リハビリはまだまだ継続中、身支度に時間がかかるため4時半起床の毎日だが、周囲のおかげもありどうにかそれなりに充実をキープしており、体調も上々だ。何よりクルマが運転できるようになったので行動半径が広がり歩く距離も伸びた。自分の体の動きの鈍さに辟易することも多いが、人と比べて自らの不具合を嘆かないことに決めている。

 

週二回、創心會から馴染みの療法士さんが訪問リハビリに来てくれる、気さくにハードに身体をケアしてもらっている。ありがたい。彼女らがいなかったら自分はとっくに諦めている。自宅リハビリ中は色々と思うことがあったが、とにかく身体をいじめ抜いた。たまに仕事も引き受けたが、閉塞感が強くバイタル数値は思うようにコントロールできなかった。ところが働くようになって血糖値は110ほどに落ち着き、血圧も110〜115/80くらいになり糖尿病合併症の危機をやっと乗り越え、腎臓内科と眼科からは「もう来なくていいですよ」と言ってもらえた。

 

ご自分やご家族が脳梗塞・脳出血の後遺症で苦しまれている方はたくさんいらっしゃると思う。大変な日々だと思うが、人間、たったひとつつのきっかけで、ひとつ・またひとつと事態が好転することもある。だからどうかあきらめないでください。

 

先日、同じ役場の職員で、車椅子の青年が窓口で市民に説明している場面に出くわした。おそらく半身不随、腹筋も弱まり声が出しづらそう。それでも車椅子の車輪を握りしめながら必死に語りかける。

       

強い人間は目を凝らせばいくらでもいる。

生きていこうと改めて思う。