今ここ奇跡の出会いをありがとうございます。

「かけがえのないあなたの人生をこの上ない価値に変えていく」ぜんけ けいです。  

【40代主婦★美由紀さんの葛藤をあばく★その4】
「おかあさーん、メニュー決まった?」

「うーん、どうしよう。真理ちゃんは決まったの?」

「うん、アボカドハンバーグ。」

「そっかー、お母さんもそれにしようかな…」

「あー、ほらお母さん、またそうやってあわせる。何でこれ食べたい!って言うのがないの?」

さっきからメニュー見ながら考え事してて、決めようとしない美由紀さんに真理ちゃんが声かけてきました。
真理ちゃんはお母さんは絶対に私と一緒のメニューにすると思ってました。

いつもそうだから。誰かにあわせて選んでる。

真理ちゃんはそんなお母さんを不思議そうに見てました。

お母さん、何が好きなんだろう。

何が楽しいんだろう。

何を考えてるのだろう。

うーん、お母さんはお母さんだと思ってから、1人の人間としてどんな人かよくわからない。


だから、知ってみたくて何気にお母さん観察してるんだけど、お母さん、自分の意見を言わないんだよね。

だから、わからない。




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そして、美由紀さんは真理ちゃんに言われた事で思い出した事がありました。

確かに合わせてるかも。

選ぶのがめんどうと思っちゃう。

自分の思いを出すのが怖い。


なぜかそんな事をふと思った美由紀さん。

そして思い出された昔の場面。

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美由紀さんが6歳の頃、妹が美由紀さんの書いてた絵に落書きをしてしまった。

母の日にお母さんにあげようと思って描いたお母さんの絵。

美由紀さんは思わず妹を押し倒してしまい、ビックリした妹は大泣き。さらに美由紀さんは何でここに書くの!と大きな声出すから、妹もギャン泣き。

そして、その声を聞いたお母さんがかけつける。たまたまお休みで家にいたお父さんもやってくる。そして、こちらもたまたま機嫌が悪かった二人。
ギャン泣きする妹を見て、理由も聞かず美由紀さんの事を怒り出す。

でも、この時の美由紀さんはお母さんの為に描いた絵の事だから自分が悪いのではないことを一生懸命主張する。

けど、元々機嫌の悪かった両親はそのイライラも相まって、美由紀さんを激しく怒り、美由紀さんが何か言おうとする度に怒りはマックスへ。

「謝らないなら家から出なさい!」と無理矢理外に出される。

外は夕暮れ時。どんどん暗くなってくる中、、美由紀さんは一人ぼっち。

母の日のプレゼントを渡して、凄い楽しい夜を過ごすはずだったのに…。

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「お母さん?泣いてるの?」

真理ちゃんの声で、美由紀さんはハッと我に返りました。

あれ?私、凄い悲しい。

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今あなたは心がキューってなりませんか?
美由紀さん、何て可哀想…わかる。
なんかわかるというあなたになってませんか?

美由紀さんはこの時に決めたのです。

楽しいことは考えない。

自分の意見は言わない。

それをしてしまったらすっごい恐怖の出来事が起こるから。愛されないわたしになってしまうから。
だから、美由紀さんは楽しいことを考えない。

自分の意見は言わないことをこの時から今まで繰り返してきました。

これが0-12歳までにつくられる無意識エンジンです。

主に親との関係で大ショックな出来事で「私は○○な人間なんだー‼」と決めつけ、その人生のストーリーしか歩めないのです。

美由紀さんの場合は、「私は自分の言いたいことを言ったら愛されない人間なんだー‼」という人生ストーリーを生きているのです。

だから、自分の事は言わずに我慢します。

それが愛される条件だから。

相手に合わせることを選択します。

自ら楽しんでしまったら、怖い事が起こるから。

そんなことばかりしてると自分が何だかわからなくなります。

自分に軸がなくなります。

だから、相手に合わせて生きるのです。

それが当たり前になってきて、そこを問題とも思わず、相手に合わせて、合わせて、我慢して、我慢して生きていくしかないのです。

このエンジンがある限り、人は幸せになれないのです。

美由紀さんはラッキー🍀

真理ちゃんの鋭い質問でこの問題に気づけるところまできてるから。

普通はね、その当たり前が強烈過ぎて自分では気づけないので、その無意識エンジンを発見するセッションがあるのです。

そのエンジン発見することで、新しい人生ストーリーをつくりだすことができるようになるのです。


その辺りはまた美由紀さんと真理ちゃんがこれからみせていってくれるので、次回もぜひ、お楽しみに。

無意識エンジンにご興味ある方は「興味あり(^O^)!」とメッセージをこちらにいただけると、詳細をお送りいたします。

良かったらお話しだけでも知ってみてください。

次回はどんなストーリーになるのやら。

美由紀さん、頑張れ💪  

ぜんけ けい



ぜんけ けい