「いきたひ~家族で看取る」
映画上映と監督の長谷川ひろ子さんと池川明先生の対談イベントへ行ってきました。

4人の子のお母さん(私も)
旦那さんが47歳で亡くなってる。(今の私の年齢)
家族で看取ってる(私の祖母が亡くなった時がそうだった。)
という共通点があってお会いしてみたかったのと、その前に池川明先生の「神様との約束」も観ていて、池川先生にもお会いしたかった。

このばに参加して感じたことが沢山すぎて、
一つ一つ言葉にしたい。

【父の死】
映画は…涙が止まらなかった。
昨年末、突然亡くなった父のことが思い出されて。
ただ悲しい涙ではなくて、愛を感じる涙。

脳出血で倒れた父。
出血量が多くて、手術してもどうなるかわからない状態で、私達家族は今までの父の思い、母の思いから、手術しない選択をした。

父の死を始めて意識し、それを待つ時間。

元気な人だった。
煙草はガンガン吸うし、お酒はジュースのように飲むし、けど、病院にお世話になる事もほとんどなかった。
倒れる直前までお正月用の買物行って、近所の人と話してたらしい。
お昼にビール一口飲んで、倒れたと。

…今思えばなんて、幸せな人。

多分死ぬなんて思ってもなく、倒れた瞬間の父は何を思ってたのだろうと、それを考えると私の胸がキューッてなり今まで苦しかった。

でも、観術で「生と死は何か。人間は何か。それらを生み出してるものは何か」を理解はしていたから、「死」ということに対しての寂しさ、怖さ、後悔はなかったけど、どうしてもそこが気になってた。

映画と対談を通じて思ったのは
「お父さんは決めてきたんだ」ということ。


父がさいごに買ったお花。

【その2へ続く】