今日寒いですね。


こんな中長男の中学校は上級学校訪問といって、近くの高校にグループで見学に行くそうです。


そこで長男は何を感じてくるのでしょう?


学校は教育をするところ。


学術や道徳、人間として知っておくべきだろうことを教育するところ。


日本はむかーし、むかーしは貴族や武士しか受けられなった教育。

それが江戸時代に入って、寺子屋ができ、明治時代になって初等教育から高等教育ができる。

それでもそこで教育を受けられたのは一部の人たち。

そして戦後から現在に至るまでの学校教育。


この学校の形態は時代の背景とともにかわっていく。


世界的に農業時代は王と神の支配。

王とや神に仕える者が特別の専門の知識さえ持っていれば良かった。


天動説から地動説に時代が変わるとともに、

科学技術も発明発見がたくさんおき、農業から産業時代に代わっていく。

それとともに生活に変化がおき、行動範囲も広がる。

みえてくる世界が違ってくる。

一部の人だけの知識がだんだんと大勢の人たちの知識へと広がってくる。


ものに支配されるようになってくる社会。

その物を大量に生産するため、物を大量に流通させるため、物をより便利に進化させる。

経済が活性化なる、生活も便利になる。

そのためにはそれを大量生産させる人と大量消費させる人が必要。

たくさんの人のバラバラな価値観をできるだけ一つの方向性に向かわせて行く必要がある。


そのために均一化されていく教育。

個人い重点をおくよりも、社会の発展に重点を置く。


集団の中での競争。

頑張れば、あなたも王様のような生活ができるようになる。

一人一人が王様になれる。

知識としてはある方向性に一緒に向かわせながら、

心はみんなバラバラの方向性に向かわせる。


そして物を手に入れて満足する時代に飽きてくる人たち。

自然と分離してきた結果、環境汚染、自然災害、貧富の差が激しくなる世の中。


IT社会になり、どんな知識も情報もPC一つで手に入れられる。

スマートフォンがあれば何でもできてしまう。


自然だけではなく、人とも分離。


一晩で巨額のお金が動く、金融経済。

コツコツ働くのさえ、ばからしく感じてしまう。

お金に支配される世界。


会社もない、地域もない、家族もない・・そんな孤独な世界になりつつある今。


戦後からしても時代は大きく変わってきてるのに、

学校の教育はほとんど変わってない。


人間のモチベーション、人間のつながり力、人間の意味価値、人間自身が変化してきてるのに、

学校の教育はほとんど変わってない。


目の前に起こってること、時代背景とともに全体から見ていくこと大事ですね。

そういうことを知らなかった私が問題でした。


そういう教科学校でなかったし、親になるからと誰も教えてくれなかったし・・と

人に依存している点でも問題だったんだな・・。


親になって子供を育てていくということは、

部分だけを見ていく偏観のではなく、全てを全体からみていく統観していくこと必須だと思います。



このあたりの話もう少し詳しく書きたいなと思います。