英語学習の落とし穴⑦:留学つづき
こんにちは!東京・大田区にある
KEN-ELT英語学習専門校
(http://www.ken-elt.jp/ )の代表Kenです。
前回は、
「留学」
についてお話しました。
今回はその続きです。
私は、カナダで、日本人留学生に会い、彼らの直面している
「留学の現実」
を目にしました。
「留学の現実」とは何か、
具体的に見ていくことにしましょう。
・現実①:日本人同士で固まる
これは予想された方もいることでしょう。
カナダ、イギリスと見てきましたが・・・現実に起きています。。。
留学生は、留学に多くの期待を抱いて、日本を旅立ちます。
そして、現地に到着し、新しい生活に胸をふくらませるのです。
異国の地で、英語を学び、生活をする。
今まで憧れていたことが、現実になるのです。
留学生の多くは、最初の一ヶ月から三ヶ月このように感じることでしょう。
しかし・・・三ヶ月を過ぎると・・・現地の生活になれ、
ある種の「不満」
をいだくようになります。
「バスが時間通りに来ない」とか「接客態度が悪い」とか・・・
日本とは違う滞在国の現実に戸惑うのです。
この時期、同時に、日本を恋しく思うようになります。
その結果・・・日本人同士でつるむようになるのです。。。
Q:この一番の原因は何だと思いますか?
留学生の英語力
のレベルです。
日本で、英語の基礎を学ばないで、
留学してしまう方が多いため・・・
現地で戸惑うことになるのです。
また、前回お話しましたが・・・現地の語学学校では・・・
「日本人向けの」カリキュラムや教材
を提供しているわけではないので・・・
結果、英語力の伸び悩みに苦しむのです。。。
だからといって・・・
誰も、「学習法」など教えてはくれません。
現地の人にとっては、留学生(外国人)は特にめずらしくないので・・・特に興味を示しません。。。
英語圏の国は、どこも多民族で成り立ってきた国です。
自分の意見を主張
しなければ・・・
誰も相手にしてくれない
のです。
Q:それでは、自分の意見を主張するためには、何か必要なのでしょうか?
ずばり・・・
言葉(英語力)
です。
言葉を武器にして、主張していくのです。
ただ・・・
これが、
日本人の多くが苦手としている
ところなのです。
*それゆえ、KEN-ELTでは、きちんと、自分の意見をまとめて話せるように、英語圏特有の思考法を教え、対応する教材を用意し、
「”あなただけの”カリキュラム」をお作りいたします。
・現実②会話力がつかない
Q:留学することで、一番早く身につくスキルは何でしょう?
ずばり・・・
リスニング力
です。
理由は、毎日の生活で、英語に触れることになるからです。
リスニングは、「馴れ」の要素が強いスキルです。
しかし・・・
話す力は、そう簡単には身につきません。。。
話すには以下のスキルが最低、必要になります。
a.文法力(正確に話すために)
b.語彙力(適確に伝えるために)
c.発音力(通じさせるために)
つまりは・・・話す力とは・・・
総合力
なのです。
*それゆえ、KEN-ELTでは、会話力を必須とした上で、他の言語スキルを組み合わせて、「”あなただけの”カリキュラム」を作成しているわけです。
詳しくは、
KEN-ELTホームページ、「カリキュラム・料金」ページ内の、「KEN-ELTで身につく英語力」をご覧ください。
(PC)
最後に、
「留学の利点」
について述べておきましょう。
もちろん、留学の利点はあります。
・日本を外から見る
日本という国を、海外から客観的に見る機会を留学は、与えてくれます。
新しい自分を発見し、自分のやりたいことを見つけ、人生観を変えられることもあるでしょう。
・語感が身につく(条件つき)
海外で生活する中で、その国独自の概念については、その国に行かないと、わかりません。
それぞれの国が、培ってきた文化に浸かる中で、言葉に対する感覚が鋭くなります。
ただし・・・
ちょっとした言葉の使い方の違いに気づくかどうかは・・・
あなたの「語感」
次第です。
いずれにしろ、
留学から最大限効果を得るためには・・・
日本で事前に、
英語の基礎
を学んでおくことが重要なのです。
KEN-ELTでは、
留学から帰国された方
が多く学ばれていますが・・・
共通して言われることが・・・
「日本でもっと英語を学んでおけばよかった。。。」
ということだということを最後にお伝えしておきたいと思います。
Vancouver, British Columbia(Canada)