ハイチのマザーテレサ
イヤー、昨日の日韓戦は、ヒヤヒヤしましたね。
でも最後にお客様が肩を組みながら、エールを送って
いる姿を見て、一心同体になれるスポーツは素晴らしいと思います。
さて、先週の日曜日、お休みの日に、TVを見ていたら、
「ハイチのマザーテレサ」という番組を放映していた。
83歳の須藤昭子さんという、修道女であり医師である女性の
ドキュメンタリーでした。
マザーテレサの書籍や、ドキュメタリーや、映画は良く見ていたし、尊敬もしていたので、
どんな人なのか、興味深く拝見した。
ハイチとは、中央アメリカにある諸島にあるらしい。
歴史は良く分かりませんが、郡軍事政権が続き、国連の制裁により、
一時経済活動が停滞。
国民は、木を伐採して黒炭を売買する事で、生活を成り立たせていたらしい。
その為、大雨が降るとすぐ大洪水になる大地になってしまった。
その後、大震災が起き、現在はマラリヤが蔓延している。
そんな、国に日本人の83歳の女性が人々を助けに行っていました。
30年前から、日本とハイチを行ったり来たりしていますが、
現在は、ハイチに骨を埋める覚悟で、現地の人々を救っています。
きっかけは、30年前に日本では結核はほぼ、根絶していたので、ハイチの
人々を救おうとしたのが、きっかけだったらしい。
でも実際現地に渡ってみると、当時文盲率が80%の国だったらしく
国の通知を読めない人々が多く、それを手助けしていました。
マラリア患者の、治療や薬がなくなると、、国に直接談判していました。
政治が不安定な中、(国民の大多数は政治を信じていません)
なんとか打開策を得ようと、今の政府に直接交渉していました。
一日本人の為、交渉は並大抵のものではありません。
須藤さんの、使命感なのか、人類愛なのか、わかりませんが、
ここまで、人に奉仕する事は立派だな、と思いながらTVを見ていました。
ハイチ国の大地を救う為に、70歳を過ぎて農業の勉強をしたり、
コミュニケーションをとる為に80歳を過ぎてからも、パソコンでインターネットの勉強をしたり、
頭の下がる方です。
今、日本国は借金は900兆円。
毎日借金は増え続け、不況の真っ只中。
でも、病院に通えず、ご飯も食べられず、だまって死を迎える人は少ない。
ハイチに比べれば、今の日本は天国です。
今の日本の飢餓は心の病ですね。
人々の「繋がり」が、少なくなっているだけです。
須藤さんのような生き方は誰もができませんが、このような生き方を
している方を尊敬する事はできます。
それ思うだけでも良いのではないでしょうか。
そう思いながら、TVを見ていました。