ウォッカのお話
ウォッカは、1500年代にロシアで造られたお酒です。
元来このお酒は「無味、無臭、無色」が特徴です。
その為、ジュース類と混ぜて飲むと美味しく頂けます。
代表的なカクテルは、スクリュードライバー。
ウォッカとオレンジジュースを混ぜたカクテル。
アメリカ、テキサスの油田で働く人たちが、ねじ回しでかき混ぜて
飲んだ事がその名前の由来です。
もう一つの人気カクテルはソルティードッグ。
ウォッカとグレープフルーツジュースを混ぜて
飲み口のところに、塩をつけた(スノースタイル)もの。
元々はイギリスで生まれたカクテルですが、イギリスでは
ジンを使っていました。
船の甲板で汗みどろになりながら、潮風に当たりながら
働く人たちを、しょっぱい人たち(ソルティードッグ)
と言った事が由来のようです。
アメリカに渡って、ウォッカを使う事になりました。
定番はモスコミュール。
ウォッカとジンジャーエールも混ぜたカクテル。
アメリカ、ハリウッドで生まれたカクテル。
口当たりの強さから、モスクワのラバ(強情もの)と
どれも、人気のカクテルですね。
でもこの3品の名前には隠語があるんです。
昔、アメリカとロシアが中が悪かった時に、
アメリカがロシアを皮肉った名前なんです。
1.スクリュードライバー
あの野郎たちは左巻きだ。
クルクルパーだ。
2.ソルティードッグ
本当に、しょっぱい野郎共だ。
3.モスコミュール
モスクワのうすのろ、役立たずめ。
本当かどうか、分かりませんがある人からお聞きした話でした。
両国、中が悪かった時のお話ですから、
昔、昔のお話でした。