例によって,またしても腰痛事情なので,興味のない方はパスしてください。
2月に医者にかかり始めてから苦節2か月とちょっと,やっと積極的治療にたどり着きました。今回,めでたく受診したのは,ベス・イスラエル病院とゆう大きな病院の,Director of spine and pain rehabilitation(脊椎・鎮痛リハビリ科長?),ドクター・カーン先生。持参したMRIを見るなり,「左側にヘルニアがあるのに右側が痛いなんて珍しい」とかで,同僚のお医者さん呼んできて,嬉しそうにフィルムを見ていました。
で,10回シリーズの理学療法(Physical Therapy)と注射で治る,とゆうことで,一週間後に注射を打つことになったのです(例によって保険会社の承認待ち)。この「注射」ってのも,その場ではinjectionと言われて「フンフン」と分かった振りをして,あとで辞書を引いてみたら注射だとゆうことが分かったわけで,外国で治療を受けるのって,ほんとに緊張します。
しかも,この注射って,よくよく聞いてみると,脊椎の骨の間かどっかになにやら薬を注入するとゆう,日本語で言えば「硬膜外注射」とゆう,けっこう恐ろしげな注射だったのですね。先生はニコニコと「Safe(安全)」って言ってたけど。
で,注射の当日ですが,3枚の書類に署名させられました。一つは「病院内でモノを盗まれても病院の所為にはしない」ってやつ。もう一つは「保険会社が医療費を払わない場合,自分で責任もって払います」。最後のヤツが「説明は十分に受けたので,自分の責任で治療を受けます」とゆう誓約書。事故やら犯罪の多いこの国らしい。
手術着みたいなのに着替えて,手術室みたいな所に入れられて,ベッドにうつぶせにくくりつけられ,テレビのモニター見ながらの注射です。3人の医者に囲まれて注射受けたのですが,いざ打ち始めるとき,「さあ,一丁やったるか」って感じで3人が一斉に防護服みたいなのを着始めました。X線当てながらの処置なので,プロテクターが必要なのですね。
3人が後ろ手にファスナーを留める音が,何故か同時に「カチッ」と部屋の中に鳴り響いて,正直,ちょっとうろたえてしまいました。まあ,いまさら止めてくれとゆうわけにも行かず,目の前に置かれたテレビモニター画面の右上に,自分の名前がちゃんと表示されているのを上目遣いにちらっと見て,自分を納得させたのでした。
注射そのものは,皮下注射の麻酔を打ってからの注射なので,ほとんど痛くないのですが,目の前のモニターに映った自分の背骨の透視映像に,針がだんだんハイっていくのを見ながらの注射ってのは,あんまり気持ちのいいもんじゃないですな。
カーン先生は終始上機嫌で,帰り際に保険の効かない痛み止めのサンプルなんかも山ほどくれて,「日本に昔の彼女が住んでいる」とか余計なこと言ってました。もっとも,Significant Otherと言っただけなので,もしかすると彼氏かもしれませんが。
そおゆうわけで,この大がかりな注射のおかげで痛みはピッタリ治まったのですが,念のために手帳に書いてもらった英語の薬の名前が判読不能で,どこの世界も医者は悪筆なのだなと,妙に納得した謙ちゃんでした。
今更ながら,モロッコで手術受けたカルーセル・マキは偉い。
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from New York 赤岡 謙 (^_^)/~