イノセント・デイズ(ストリートピアノ30)

何を追いかけて 走っていたのだろう

夕暮れの草原で 時が経つのも忘れて

遊びの名前すら 思い出せないのに

あの子の茜色の頬と 草の匂いが

今も心を熱くする



※中村由利子さんは、脳卒中で闘病生活をされてます
奇しくも私の大切な友人も…


毎週、地下鉄海岸線乗ってピアノを弾く

びっくりするほど 何も考えてない

ふと、小さい頃の記憶とシンクロしてしまった

あの時と同じじゃないか

子供のころと…



あの頃は 本能のまま遊び場を探し…
いや とにかく遊んだなあ
小さい頃は特に 誰とどうやって遊んだか
思い出せない
冒頭の詩は中村由利子さんが書いたんだけど

まさに そんな感じ
なんだか切ない感情と
匂いの記憶だけが残っている


きっと、あと何年か経てば
今この時間もそうなってしまうのかなあ

子供のころの匂いは、海の匂い
グローブの匂い
剣道の防具の匂い😵‍💫
山の匂い
北海道の生活を思い出すとき
なぜか、牧草の匂いだけは鮮明に残っているし
東京の生活を思い出すとき
山パンの工場の匂い

あれ?今 何も匂わない
毎日、本能のまま 動いていないのかなあ

匂いを感じるために
ピアノ巡り
地下鉄海岸線に乗って
今日は、イノセント・デイズ
久しぶりに弾こう

予期せぬエラーで動画が埋め込められないよ😵

っと、いつものくにづかの地下道のピアノで弾いてたら、こそっと老害の真後ろで聴いて頂いてたご婦人がおられてビックリした😵

そのご婦人が
「ピアノの音が好き、懐かしい昔の曲は、どこか切なくてね。それがいいのよ」
確かに、老害の子供の頃
誰もが知ってて、歌えて、
愛されてた曲や音楽に満ちあふれていた

いまの町に溢れている音楽はどうだろう
確かにテクニック的にも、機材もすごいし
なんせ音譜が多い
でもジャンルが多すぎて
世代を超えた共通言語のような音楽がなくなってきてるかなあ

ご婦人と云えば
10日ほど前
フジ子・ヘミングが亡くなった
カッコよくて憧れてたんだよなあ😭
魂を持った芸術家が、魂を残して旅立たれた
なんて切ない事なんだろう


カンパネラ?
やっぱり難しくて弾けないや



う〜ん
いかん
なんだか切なくなって
自分が壊れていくよ