父が昔撮った昭和30年ごろの伊丹空港(伊丹飛行場)
ただの原っぱで、米軍から返還される直前…
その頃はまだ国際空港じゃなかったし、米軍の軍用機も飛んでた
米軍??そう…戦争は終わったはずなのに、まだ生活の中に
終結していない影の部分があった…
米軍だなんて…
太平洋戦争、本土空襲…
そして戦後でも 米軍が朝鮮戦争の前線基地…
常にそこは、たくさんの人が犠牲になるためのものだった
なんのための戦争だったんだろう…
これは 硫黄島玉砕の時、空の上からまかれた米軍からのチラシ
(当時身内が手に入れたものです)
今 死んではなりません…って…
母国からは死んで来いお国のためだといわれ
敵国からは 死ぬなといわれ
いったい誰を信じて 死んだり生きたりしないといけないんだろう
当時のこと 想像もできないけど…どっちを選んでも 地獄だったのか
そんな境遇を だれも責任をとらない
もう二度と こんなことが起こらないように
捧げものを…