都心に用事があって、カミさんとふたりで、電車に乗って出かけた。

 

地下鉄に乗りかえて向かった先で、2時間ほど、営業さんの説明を聞いたけれど、なんか心に響かなかった。

いつもは、そこでは割といい話ができるのだが、今日の営業さんは、なぜか気に障った。

そんなことをカミさんも感じていたようで、ふたりで、

「今日はいったいなんだったんだろうね?」

という話をしながら、帰りの地下鉄に乗り込んだ…

つもりだった。

 

話をしていて、ふと気がつくと、”え?なぜ、この駅?”みたいな駅名が、アナウンスで聞こえた瞬間、わかった。

あ、逆方向の電車に乗ってしまった!!

 

慌てて、次の駅で降りた。

こんな乗り間違いをするなんて…

おまけに、イヤホンを営業さんの所に忘れているのもわかったし。

 

今日はもう帰ることにしました。