そう、この日に「モグサ」は我が家、いえ娘の家族になったのでした。

ただ、私としてはワンコとニャンコは♀メスの方が飼いやすいと考えていたので、ちょつと喜べない部分があったのでした。

今まで出会ったワンニャンの経験からメスの方が病気になりにくいし、発情期を迎えても去勢をすれば問題ない事、♂オスはマーキングの問題や匂いの問題があるからだ。

娘の仕事柄、そのへんの考えをちゃんとしなければならないと話をしていたのです。

ただ、やはり出会ってしまった以上、責任もって管理するしかないのである。


娘の所に来て2日目くらいの動画です。

来てすぐから何やら怪しい咳が出ていたのです。

娘とも心配しながら様子を見ていたのですが、私の小さな頃にジフテリアで死んで行く仔犬を何匹かみて来たので比較的に食欲もあり元気であったのですが動物病院に連れて行くことにしたのでした。

そして、「ケンネルコフ」ではないか?ということで弱めの抗生剤を飲ませて、しばらく様子を見ることにしたのでした。

しかし、簡単には治らず咳は酷くなり「もしかして死んでしまうのでは💧」と「やっぱり、男の子は弱いか?」と思ったりしていたのです。

その頃、娘は動物保険をどうするか?二種類にするか悩んでおりました。

咳が出始めて一か月ぐらい経った頃でしょうか、少しづつ咳も治まり、ホッとした直ぐのことでした。

何故かお顔に違和感を感じて目元、口元が毛が抜けただれたようになって赤く痒そうに、また再び病院へ、、塗り薬を出され再び様子見。

そして弱い抗生剤が相変わらず出されていたのです。

しかも、ドンドン酷くなるばかり、色々と調べて顔ダニの仕業らしいと分かっても病院ではまだ仔犬だから強い薬は出せないと言われた。

今までビロードのような毛に覆われていた顔は見るも無残な容貌になって、しかもそれは身体まで広がってしまう勢いなのでした。

ネットで調べると全身に広がる可能性があると出ていて、しかもモグサ自身、痒くてあちこちに顔や身体を擦り付けているのでした。

ただ、まだ食欲もあり、元気だったので私は「ワラスボ」とモグサのことを呼んでおりました。

この頃から、ちょつと病院の対応に段々と不信感が出て来たのです。






なんだか、目の当たりが変だなぁ?と感じていたころ






この頃は、塗り薬をつけても顔から色々な所で擦り付けてしまい真っ赤に腫れてしまうのでした。

もう見るに耐えられなくなり、かかりつけの医者に相談するも「まだ仔犬だから、強い薬は出せない。」との一点張り。

仕方なく24時間救急体制の病院へ、サバサバした感じの女医さんが、「やはり、顔ダニですね!アカラスと言います。ノミ・ダニ駆虫剤(ブラベクト錠)を出します。この薬が何故効くのかはよくわかってないのですが、これで治まります。このダニは本当に痒いのです。大変だったネ〜」とテキパキ終了したのでした。






それから直ぐ赤みや腫れも引き、程なく完治したのでした。

でも、毛が生え揃うまでは時間がかかったのです。

本当💦最後は神だのみしかありませんでした。🙏