しつこくてすみません
私の提案を聞いたT先生は
ひょっとしたら使えるかもの期待を持って
主治医で執刀医でもある乳腺外科の
O先生に連絡をしました
O先生は外科部長でもあり
かなりお忙しくて昨日は不在でした
でも別の外科の先生が丁寧に対応して
下さいました
T先生はすぐに外科の外来に向かいました
私は看護師さんと話して
何か使えそうな気がするよねと
右手を温めてリラックスしながら
先生の到着を待ちました
そして午後3時に大丈夫
使えるの返答を持って帰ってきました
早速たぶん11回目の
ルート確保はすんなり一発OK
ずっと使っていない右腕の血管は
元気で血の戻りもgood
針を刺したT先生も驚いていました
朝の8時からのルート取りの
長い戦いは終わりました
T先生は安堵の表情でした
疲れただろうなごめんね ごめんね
責任を果たしてくれて感謝です
いつもよりは3時間と少し遅れて
午後3時少し過ぎに再スタート
点滴の落ちもとても良く
他の薬よりも時間をかけていたパクリも
時間通りに落ちました
心配されていたカルボプラチンの
アレルギーも出ることは無く
午後8時過ぎに無事終了しました
外科の先生のお話では最近は術側の
腕も使えるそうです
看護師さんも数名の人が使えることを
知っていました
手術内容にもよるかと思います
私は術前化学療法で右胸の3センチの
しこりと右脇のリンパ節のがんも
消失していました
温存手術ではしこりがあった付近を
丸くくり抜き
リンパはセンチネルリンパ節生検を
手術中に行い郭清せずに済みました
丸くくり抜いた部分からも術後の検査で
がん細胞は見つかりませんでした
pCR=病理学的完全奏効でした
先に手術をしていれば
どちらも全摘出手術の予定でした
治療に入る前に外科の主治医のO先生と
腫瘍内科のM先生としっかり相談しました
がんになる前の私であれば悪い所はさっさと
取ってしまった方を選択していたと
思います。周りの方も手術を先にやる考えの
方が多かったです 私は術前化学療法に
賭けてみました がんにはなったけれど
けっこう運はいいと思って生きてきたし
しこりが小さくなって消えるイメージが
頭の中に浮かびました
もちろん二人の先生方の話しに納得して
いましたし自分の選択は間違って
いなかったと信じています
私の乳がんのタイプは
トリプルネガティブです
抗がん剤と手術だけが治療の選択でした
2015年の11月時点です
今ここに乳がんの資料は無いので
ご了承ください
術前であれば抗がん剤の効果を
途中で確かめる事ができました
しかも右胸のしこりは抗がん剤の
回数が増える度に縮小されて
しまいに手で触っても確認出来なくなり
CT画像でも消えていました
人生初めての抗がん剤は未知の世界で
怖さもありました
副作用はとにかくキツくて何度も
止めようと思うほどでしたが
しこりが無くなった時はやりきって
よかったとあの感激は忘れられません
ルート確保の話しがまた長くなって
しまいました
次の最後の8クール目の投与も
右腕からやれると思います
T先生は乳腺外科のO先生にもしっかり
話して確認をとるようです
そろそろシャワーに行く時間に
なっていました
5時前に戻りました
さっぱりしました
あとは夕食を待つばかり
明日の朝のお迎えが来るまでは
ゆっくりとお一人様を満喫します
前記事も含めてコメントを頂いた
皆さまありがとうございます
お返事はもう少し
お待ちくださいね
まだまだ書きたいことがありますが
今日のところはこの辺で
食べ物の写真も貼るつもりでしたが
朝に引き続き空の写真で
窓ガラスにカーテンと部屋の電灯も
映っていましたね
明日も何かHappyがありますように