マスコミは、あれだけ反安倍キャンペーンを繰り広げたのに、衆院選挙では惨敗でした。多数の国民がマスコミ報道を信じていない証拠が歴然と表れたのです。どうするの?

 

 投票率が低い、自民の得票率は30%台しかない。だから、多くの国民に支持されたわけではない。そんな「遠吠え」がテレビから聞こえてきます。

 毎度おなじみの「バカじゃないの」論理です。

 投票率が低いのは、現状維持で「とりあえず」いいだろうと考える人が多いからです。

 少なくとも、「安倍を倒せ!」と叫んでいた人の多くは投票した「はず」です。

 そして、悪天候の中、半数以上の有権者が投票しています。

 それでこの結果ですから、皮肉にも「安倍一強」の反対は「自民一党」だったという民意なのです。マスコミは、国を愛せない人間に日本を任せられないという国民の声を無視してはいけません。

 

 衆院選挙期間中に行われていた中国共産党大会では、習近平がますます独裁色を強め、民主化運動を徹底的に弾圧したり、ネット規制をしたりする一方、台湾奪取に強い意欲を示しています。

習のような権力に憑(と)りつかれた人間は何をするかわかりません。尖閣どころか沖縄もうかうかしてはいられませんよ。

異常な権力志向の習近平が君臨する中国は北朝鮮よりはるかに脅威です。

 独裁主義国家の「習一強」の恐ろしさに比べたら、民主主義国家の「安倍一強」など、実にかわいいもんです。

そして、習近平、金正恩、文在寅、プーチンという、お行儀の悪い人間とやりあえるのは、安倍晋三しかいません。それにしても、日本の周辺は、怖い人だらけですね。

愚か者対賢い人の選挙で、賢い人が勝ち、日本人は国家衰退をまぬがれたということを、素直に喜びましょう。

 

選挙中、マスコミでは、まやかしの言葉「リベラル」が、垂れ流されていました。

 リベラルは自由主義と訳されています。

マスコミは立憲民主党をリベラル派と呼んでいるようですが、とんでもありません。

 リベラルの反対語は全体主義だと思いますが、立憲民主党は、全体主義の総本山・共産党寄りですから、「全員、左向け左」の全体主義がお好きなグループでしょう。マスコミは立憲民主をなぜ左派ではなく、リベラル派と呼んだのでしょう。

 たいした理由はないと思います。ただ、無知なだけです。

しかし、立憲民主などと、厚かましくも名乗る枝野は相当な曲者(くせもの)ですね。これを「目くらまし」ネーミングと言います。

 

今、日本にリベラルといえる政党があるでしょうか。実際、ありませんね。

 だから、希望の党は「国を愛するリベラル政党だ」と、最初に宣言すればよかったのです。つまり、「リベラル保守」です。保守とは、その国の歴史、文化、伝統を大事にするという意味だとすれば、多くの日本人に受け入れやすいはず。そこに、意味はわからずとも、なんとなく良さげな雰囲気のある「リベラル」を付加価値として乗せれれば、情緒的な日本人ですから、少なくとも立憲民主に負けることはなかったでしょう。

 

 戦後、日本には、右対左の対決が激しかったため、リベラル政党が育つ土壌はなかったのです。自民党のなかに河野洋平のようなリベラルと言われる議員はいましたが、彼らはリベラルをはき違えて、国益に反することばかりやっていました。戦後にできた参議院には緑風会という政党色を持ち込まない会派がありました。このグループは「国を愛するリベラル」だったと思います。今のガラクタ箱のような参議院を見ると、雲泥の差です。

 

 今回の選挙で、もう一つ話題になったのが、女性議員が少ないと言うことでした。

 しかし、冷静に考えると、日本の女性は政治には向いていないと、つくづく思います。 

 日本女性は政治をやるには優しすぎます。こういう美点を抜きにして、欧米と比べる必要はまったくありません。

 だから、二重国籍が判明しても議員辞職しない村田蓮舫(オーストラリアでは何人もの二重国籍議員が辞職させられていますね)。森友問題には、大いに関係しているにもかかわらず、知らんふりして、表に出てこなかった辻元清美。保育園なんだかんだといいながら、子どものいる身でフリンに走る山尾志桜里。日本人の美点をまったく持ち合わせていない人しか議員にしがみつかないのです。

 

 自民党でも、首相候補と言われながら、なんとも打たれ弱く、勉強不足の稲田朋美。

 山尾と同じく子持ちフリンの今井絵里子、負けじと中川郁子、「私偉い病」の豊田真由子。 

 そのほか議員どころか、まともな人間とはとても思えない上西小百合などなど、女性議員の比率は少ないのに、「問題起こす率」は男性議員を圧倒的に上回るでしょう。

 そして、そのトリを務めたのが、小池百合子でした。

 女性議員が少ないのではなく、まともな日本女性は基本的に政治に向いていないのです。

 議員を目指したい女性はこうした先輩議員を反面教師にして、しっかり勉強してほしいと思います。