猫がトイレで糞を踏んでしまう理由と対策法 | 猫の漫画とケモナーの漫画が見れるブログ

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猫は綺麗好きではありますが、下記のような理由により糞を踏んづけてしまうことがあります。
そして、糞を踏んだ足であちこち歩き回られてしまうことに。

しかし、無理にしつけようとしたり、トイレのたびに足を洗ったりすると、
猫が「糞をすると嫌なことをされる」と覚えてしまって、排泄を我慢してしまうようになってしまいます。

原因を探って、根本的に解決しないといけません。

・猫がトイレで糞を踏んでしまう理由

砂がうまくかけない:
上手に砂をかくには、砂の大きさや形が愛猫に合っていなければいけません。

生後4ヶ月くらいの子猫だと手も小さいので、大粒タイプの砂はうまくかけないでしょう。

愛猫がうまく砂かきできていない様子であれば、猫砂のサイズや素材を替えてみましょう。

※急に砂を全部替えると戸惑ってしまうことも
とつぜん砂が変わってしまうと、環境変化を嫌う猫は戸惑ってしまうこともあるので、
猫砂を替える際は、最初の週はもとの砂8割に新しい砂2割、
二週目は5:5、三周目は2:8、四週目ですべて替えるというように、少しずつ切り替えていきましょう。



砂の量が少ない:
たくさん砂を入れると、砂をかくとき飛び散らせてしまうということで、
少ししか入れない飼い主さんもいるかもしれません。

が、猫砂が少ないと、高確率で猫が糞を踏んでしまうそうなのです。
猫は糞をした際、旋回してニオイチェックをして臭ってくれば、砂をかけて隠します。
しかし、砂が少ないと十分に糞が隠れないので臭いが残ってしまいます。
なので、旋回する時間が長くなり、糞を踏む確率が高くなってしまうそうです。

砂の飛び散りが気になるようであれば、
トイレ周囲にマットを敷いたり、トイレを目隠しすることもかねてトイレの外側にカバーを立てたりしましょう。



トイレが狭い:
糞をした後の旋回をする際に、
トイレが狭いために糞を避けられず、踏んでしまいます。


トイレが掃除されていない(予備のトイレがない):
すでに排泄されていて埋められた糞を、飼い主さんが掃除せずに放置されており、
そのトイレをまた使うことで、埋まっていた糞を踏んだり掘ってしまったりして、足についてしまいます。


多頭飼いの場合、トイレ数が足りていないと、
排泄した後にほかの猫が同じトイレを使って、糞を踏んだり掘り起こしてしまいます。


飼い主さんが留守にしている場合、掃除ができないので、
予備のトイレが必要です。
猫トイレの数の目安は「猫の頭数+1」と言われています。



変わった癖があるため:
砂かけが苦手な猫の中には、トイレの縁や壁など砂じゃないところをかいたりすることもあります。
そのエア砂かき後に、着地したところにちょうど糞があって踏んでしまうなんてことも、ざらにあったりするそうです。


・猫が糞を踏まないようにするために

砂を増やす:
猫砂は、5~6cmの深さが目安と言われています。

ただ、メーカーの推奨する分量があるようなので、
その指示に従うのが良いでしょう。


愛猫の排泄後の砂かきの様子を観察して、
砂の量が足りているか確かめましょう。



トイレのドームを外す(ドーム型の場合):
「ドーム型」や「ハーフドーム型」のトイレの場合、ドームを外すことでトイレ内を歩きやすくなって、
糞を踏まなくなるかもしれません。


取り外しできない「筒型」のトイレを使っているのであれば、
一度「オープン型」を試してみるのも良いかもしれません。


トイレサイズを大きくする:
猫トイレのサイズ目安は、猫の体長の1.5倍とされています。
愛猫の体長を計り、ゆったり動けるものを選びましょう。


※トイレを新しいものに替える際は
猫は環境変化を嫌うので、トイレを急に替えてしまうと使ってもらえない恐れがあります。
なので、とりあえずはこれまでトイレを置いていた場所に、
新しいトイレと古いトイレを並べて、慣れるまでは併用させましょう。



足ふきマットを置く:
糞を踏んでしまった場合に、被害を抑えるため、
トイレ入口付近に足ふきマットを敷いておいて、それを踏むことでついた糞を落としてもらいましょう。

汚れを拭き取りやすいビニール製マットや、タイルシートを付近に貼っておけば、
フローリングを傷めずに済みます。


が、足ふきマットは、あくまで猫砂を落とす目的のものであり、
肉球の間に入り込んだ糞までは取れませんので、あくまで被害を抑える程度です。

それに、見慣れない物に猫が不信がって、踏んでくれないこともあります。


掃除をこまめに:
猫トイレの掃除は、猫が使うたびに汚れた砂を除去するのが基本です。

使うたびに除去するのが無理でも、最低でも1日ごとに除去するのが良いですが、
糞を踏ませないようにする対策なので、排泄後再び使うまでには糞のついた砂を取ってあげないといけません。


底が見えるほど猫砂が減ってきたら、つぎ足しましょう。


フードを見直して軟便を改善する:
軟便だと、足にべっとりついてしまいます。
そもそも軟便は腸内環境が良くない状態なので、改善する必要があります。

猫の糞は通常、水気の少ない丸状や棒状の形です。
水っぽい、形が悪い、切れが悪いようであれば、お腹を悪くしているということです。


軟便の原因は、寄生虫、病気、食物アレルギーなどです。
糞の状態が気になるようなら、獣医師さんに相談しましょう。


・糞を踏む対策にオススメのトイレ
「おまる式」の猫トイレだと、糞を踏みにくいと言われています。
おまる式猫トイレでよく話題にあがるのが「キャットワレ」という猫トイレのようです。

「キャットワレ」のメリット:

●コンパクト
幅26.5cmx奥行38cm×高さ22cm、重量1.3kgと、猫トイレの中で最小とのことです。

通常の猫トイレは狭いと糞を踏みやすいですが、
おまる式は穴の中に排泄するので、糞を踏まずに済みます。


●インテリアと馴染みやすいカラー
ベージュとブルーグレーといった、落ち着いた2パターンのカラーなので、
目立たずインテリアと馴染みやすいです。


「キャットワレ」のデメリット:

●トイレ洗うのがめんどう
キャットワレは「システム式」の猫トイレで、
猫砂を入れる部分と、シーツを入れる部分の2層構造となっていて、
猫砂を通過した尿をシーツが吸収する仕組みです。

この仕組みにより猫砂を清潔に保つことができ、
臭いも抑えやすいので、普段の猫トイレの掃除は手間はかからないかもしれません。

愛猫の健康状態は、糞の確認と、シートについた尿の色で確認できます。
ただシートの取り替え費用もかかってしまうデメリットもあります。

お手入れの仕方は、
1日に一回ペットシーツを取り替え、糞をしたら、糞を取り除きます。
2~3週間に一回は、ペットシーツと猫砂すべてを捨てて、トイレ自体を丸洗いを。

ただ、パーツが多いので、丸洗いするとなると手間がかかってめんどうかもしれません。


●糞に砂がかからない
糞に砂がかからずに放置されるので、すぐに糞の処理をしないと臭ってしまうかもしれません。


・まとめ
猫がトイレで糞を踏まないようにする対策法は、

猫砂は深さ5~6cmまで入れておく。
ドーム型トイレのドームは外して、オープン型にする。
トイレサイズを、猫の体長の1.5倍にする。
トイレ入口付近に足ふきマットを敷く。
猫トイレの掃除をこまめにする。
フードを見直して軟便を改善することです。