野良猫に懐いてもらうために心がけること | 猫の漫画とケモナーの漫画が見れるブログ

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猫あるあるを主に描いた猫の日常4コマ漫画と猫に関する豆知識を掲載。他にも無料での似顔絵の請負や獣人漫画も見れます。

・野良猫を撫でる方法

撫でやすい猫を選ぶ:
猫の方から近寄ってきてスリスリしてくるような子や、
ゆっくり近づいても逃げないような子は、撫でやすいかもしれません。

一般的には、成猫よりも子猫の方が撫でさせてくれやすいようです。
成猫でも、人に大切されていた経験のある猫は撫でさせてくれやすいです。
種類だと、アメリカンショートヘアやマンチカンが懐きやすいと言われています。

ただ、懐きやすいかどうかは種類や年齢よりも、それぞれの猫の性格によるところの方が大きいです。

しかし、性別による懐きやすさはあるようで、
やはり、雄の方が甘えん坊が多いそうです。

※警戒心の強い子には近づかない
ゆっくりでも近づくと、逃げていきますし、威嚇されます。下手すると攻撃されてしまいます。
警戒心の強い猫は、人から何か嫌な思いをさせられてトラウマになっている可能性があります。

もし仲良くなろうと思うなら、時間をかけてじっくり仲良くなる必要があります。


※餌をあげるのは、逆効果なことも
餌を利用するのは、短期間で仲良くなる方法ではありますが、
餌を求めて猫同士で争ったり、餌欲しさにつきまとって、
後ろ足で立ちあがって人の足に爪を立ててすがりついて要求してきて、爪が食い込んで怪我をする恐れもあります。

また、周囲の餌をあげている人とのトラブルや、猫嫌いの人とのトラブル、地域の迷惑行為になる恐れ、
などもありますので、
野良猫に餌やりをする場合は、餌やりのマナーについてよく調べて行いましょう。
餌やりマナーについては、このブログでも、こちらの記事に少し書いております↓

 


ニオイの強いものをつけてこない:
香水や香りの強い洗剤(特に柑橘系)や、タバコのニオイなど。
猫にとっては不快とさせてしまうので、ニオイはつけてこないようにしましょう。

猫は、人をニオイで覚えたり、
自分のニオイのついたものがあると安心するため、縄張り主張としてニオイ付けのマーキングをするので、
猫にとって、ニオイはとても重要です。


姿勢を低くする:
猫にしてみれば人間はすごく大きな動物です。
それに見下ろされるのは、恐怖心を与えますので、
野良猫に会ったらゆっくり姿勢を低く(体育座り)しましょう。
そして、急に触ったりせず、あまり動かないようにしましょう。


目を合わせない:
猫にとって目を合わせる行為は、喧嘩を売る行為です。
野良猫なら、家猫より警戒心が強いので、なおさら目を合わせるのは避けましょう。

もし目が合ったら、すぐ目をそらすか、目を細めましょう。
目を細めるのは、敵意が無いことを表します。


距離感を大切に:
いくら懐きやすい子であっても、パーソナルスペースを守らなければ嫌がられてしまいます。
これは人でも言えることですね。
猫は、知らない者同士だと半径2m以内には近づかないよう意識しているそうです。
これは"逃走距離"といって、馴染みのない猫が接近してきた際に逃げ出せる距離です。

近づく際は、ゆっくりと近づきましょう。
急に動くとびっくりさせてしまいます。

こちらからゆっくり近づくことができたとしても、
最後の2mは、猫の方から近づいてくるのを待ちましょう。
危険がないことがわかって安心すれば、好奇心で近寄ってきて、
すり寄ってきたり、グルーミングを始めたり、寛いだりするかもしれません。

※猫の仕草をよく観察
しっぽをピンッと立てている場合は、挨拶の意味合いがあります。
また、目を細めて瞬きしている場合は、リラックスしているサインです。

こういったサインを見せている猫と接していくと、仲良くなれるかもしれません。

もし、しっぽを大きく振っていて、地面に叩きつけているようなら、
苛立っているので注意しましょう。


優しく声をかける:
声は少し高めで、優しく、短めに挨拶しましょう。
あんまり長々とは話すと嫌がられます。大声を出すのも、もちろんもってのほかです。


人差し指を鼻先にかざす:
「キャットスキャン」という行為です。
猫の挨拶は、お互い鼻をくっつけて匂いを識別することですが、
鼻の代わりに指をかざしてニオイを掻いてもらいましょう。
ニオイを嗅いでもらうことで、自分のことを知ってもらいましょう。


興味を示しそうなグッズを使う:
とあるサイトでは、ある程度猫が寄ってきてくれるようになったら、
レジャーシートや、ポリ製バッグを使ったりするそうです。
これらを地面に広げることで、猫達が乗ってきて、
触れた際の音を楽しんだり、暖かいために上で寛いだりするようですし、
これらを、猫の前でヒラヒラさせたり、音を立てることで興味を引かせたりすることができます。

レジャーシート、ポリ製バッグ以外にも、
音が出て、乗っかれるようなものがあると、興味を示すかもしれません。


上記のことを根気よく続ける:
猫と仲良くなっていくには、時間が掛かってくるかもしれませんし、
なかなか近寄ってもくれない……なんてこともあるかもしれませんが、
根気よく続けていくことが、重要となります。


・野良猫の撫で方
手のひらで掴まれる感じは嫌がられる恐れがあるので、
手の甲、指の背で触れましょう。

撫でて喜ぶ箇所は、個体差もあるかもしれませんが、
頭、顎、耳の後ろ、眉間など、グルーミングできない顔まわりが主に撫でて気持ちが良い箇所と言われています。
猫によっては、しっぽの付け根をトントンされるのが好きな子もいるでしょう。

優しくゆっくり、毛並みに沿って撫でてあげましょう。

撫で方について、詳しいことはこちらの記事に書かれています↓

 


野良猫に触れた後は、消毒用の石鹸でよく手を洗いましょう。
ノミ・ダニに感染する恐れがあります。