・猫がしっぽで叩いてくる理由
マーキング:
しっぽの付け根にフェロモンを分泌する器官があります。
しっぽで飼い主さんを叩くことでフェロモンがつき、飼い主さんは自分のものであることを主張します。
一見、怒っているような仕草にも見えますが、これも愛情表現ということで、しばらく様子を見てみましょう。
構ってアピール:
パソコン操作しているとき、スマホ操作しているときなど、何かに集中しているとき、
猫ちゃんが構ってアピールしてくることありますよね。
構ってほしいときに、しっぽで叩いて気を引こうとすることもあるそうです。
少し手を休めて、撫でてあげてりするのも良いかもしれません。
うれしい:
飼い主さんが留守にしていて寂しく、帰ってきたことに喜んで、頭、体、しっぽもすりつけてくることも。
すりつけることで、外のニオイを消して自分のニオイをつけ、自分のものであることを主張する意味合いもあるかもしれません。
お腹空いた:
お腹が空いたときに、しっぽで叩いてくることも。
何か作業しているとき、ご飯の時間なのに作業に夢中でご飯を用意してくれないときなど。
テーブルの上に乗って、甘えた鳴き声を発し、顔や胴体をよせ、しっぽを絡ませ、叩いてきたり。
また、寝ているときに、顔をパシパシ叩いて朝ごはんを要求してきたり。
ただ、深夜に起こしに来たりすることもあるのが、辛いところ。
自動給餌器を導入するなどして、対策しましょう。
怒り:
怒っているという理由で、しっぽを激しく振って、叩いてくることもやはりあるようで。
寝たいときに構ってきたり、十分撫でてもらったのにしつこく撫でてきたり、
何かしら怒らせるようなことを、知らぬうちにしていたのかもしれません。
存在確認:
別の方向を向きながら、飼い主さんをしっぽで叩くことも。
こうして、飼い主さんがそこにいることを確かめているのかもしれません。
あやされてる:
自分を母猫、飼い主さんのことを子猫のように思って、
しっぽを獲物に見立てて飛びつかせるようとして、パタパタ当ててあやしているということもあります。
あいつをどうにかしてほしい:
テレビを見ていたり、パソコン操作していたりしているとき、
猫がやってきて背中を見せて座り、しっぽで叩いてくる。
一見、構ってアピールのようですが、猫の視線の先には、新入りの同居子猫が自分のベッドを占領してしまっている。
こういう場合、その子猫をどかしたいけれど、警戒心で触れられない。
なので、飼い主さんに訴えかけているのかもしれません。慰めてあげると良いかも。
挨拶:
仲の良い顔見知りの野良猫が、寄ってきたので、
しゃがんで撫でてあげると、ピンと立ったしっぽが何度も顔にぶつかってくる。
これは、挨拶をしているのかもしれません。