猫の誤飲についてと防止法と対処 | 猫の漫画とケモナーの漫画が見れるブログ

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猫あるあるを主に描いた猫の日常4コマ漫画と猫に関する豆知識を掲載。他にも無料での似顔絵の請負や獣人漫画も見れます。

・誤飲を防ぐための対策
ついつい物を置きっぱなしにしてしまうと、猫ちゃんが誤って飲み込んでしまう恐れがあります(><)
そうならないよう、日ごろから物を出しっぱなしにせず、猫ちゃんの届かぬところにしまっておきましょう。

おもちゃは簡単にほつれないもので、
飲み込めない大きさのものを与え、
小さなおもちゃや、ひものついた猫じゃらしを使う場合は飼い主さんと遊ぶときだけにしておきましょう。
遊び終わったら、猫ちゃんの手の届かぬところにしまっておきましょう。


またストレスがあったり、退屈しのぎにビニールや布を噛む猫ちゃんもいますので、
ストレスを与えぬようちゃんと遊んであげたり、逆に不機嫌にならぬよう構いすぎず、
トイレが汚れてないかチェックしたり、同居猫ちゃんとうまくやっているかチェックしたり、
ストレスの元になりそうなことを探っていきましょう。

キッチンもまた、猫ちゃんにとって興味深くて危険となる物の多い場所ですので、
柵などをつけて勝手に入らないようにしておきましょう。


こういう症状が見られたら誤飲した恐れが
〇吐こうとしているのに、吐き出さない
〇くちから多量のよだれが出ている
〇食べたものや胃液を、何度も吐く
〇ぐったりしている
〇食欲がない
〇呼吸が苦しそう
〇口を開けたり閉じたりを繰り返す
〇舌、口の中の粘膜、歯茎が青紫色になる(チアノーゼ)

こういった状況の場合、誤飲の恐れあり
〇いつも遊んでいるおもちゃが見当たらなかったり、損傷していたり
〇ヘアゴムや服の紐がなくなっていたり、損傷していたり
〇アクセサリーがなくなっていたり、壊れていたり
〇服から糸が出ていたり、噛んだ後があったり、服のボタンがなくなっていたり
〇クッション、カーテン、毛布などの布製品が損傷していたり
〇糸、毛糸などを猫がイタズラした形跡があったり、針などの裁縫道具がなくなっていたり
〇保冷剤の中身が出ていたり
〇ペットシーツが損傷していたり
〇スポンジ、バスマットが損傷していたり
〇画びょう、ホッチキスの針がなくなっていたり
〇ティッシュやウェットティッシュを猫がイタズラした形跡があったり
〇ビニール袋、お菓子や食品のビニールパッケージ、ラップなどに噛みちぎった跡があったり
〇釣り用の糸や針がなくなっていたり
〇首輪の鈴がなくなっていたり
〇楊枝、綿棒などが減っていたり

誤飲しがちなもの
布類(カーテン、毛布、敷物、ペットシーツ、タオル)
ティッシュ、ウェットティッシュ等の紙製品
アルミホイル
糸、毛糸
リボン
ウレタンマット
おもちゃ
輪ゴム
ヘアゴム
ピアス、イヤリング、ネックレス等のアクセサリー類、ストラップなど
ビニール袋、ビニールパッケージ、ラップ
ボタン電池
首輪の鈴
楊枝、綿棒、串
スポンジ製品
バスマット
ペットシーツ
画びょう、針、ホッチキスの針
釣り用の糸、針
保冷材
電気コード
観葉植物(猫にとって毒となる植物一覧↓)
https://allabout.co.jp/gm/gc/69736/
https://www.konekono-heya.com/byouki/plant/index.html

基本的に口に入るものはなんでも誤飲の恐れがあるものと思っておいたほうがいいです。
中でも、おもちゃ、鈴、キラキラ光るアクセサリー類などの興味をひかれるもの、
ウレタン生地のように食感のひかれるものは特に危険です。

また、大きい物でも噛みちぎって食べる恐れもあります。

ちなみに誤飲が起こる多い場所は、”床”、”キッチン”、”テーブルの上”です。



・もし誤飲してしまったら
砂粒ほどの小さなものであれば、排泄されるまで様子見ても問題ないかと思われますが、
どれくらいの小さなものまでなら大丈夫なのか、専門家でもそうそう判断はできないそうで、
たとえば、薄いティッシュ一枚だったとしても誤飲すると胃の中で塊となってしまい、
腸が閉塞を起こす恐れもあるそうです
(><)

食べてはいけないものを口に入れようとする瞬間を目撃した際、
大声で「ダメ!」と言うと驚いて誤飲してしまう恐れもありますので、
口の中にある場合は、ご飯やおやつやおもちゃ等で注意を引きつけて、自ら口から離すようにさせましょう。


もし口に入れてしまって、口を開けさせて取り出せそうであれば取り出した方がよいのですが、
背中を叩いて吐き出させるのは、なかなか難しいそうで。

また、無理に取り出そうとすると口の中や食堂や胃腸を傷つけたり、喉を詰まらせる恐れもあります。
紐状のものを飲み込んだ際は、絶対に引っ張らないようにしましょう。


誤飲してしまった後も元気でいる場合も、
腸に異物があると壊死する恐れもあります
(><)
飲み込んだ物は早くて3~4時間で腸に移動しますが、
腸が壊死した場合、腸切除の大手術となってしまいます。

また中毒性のものを誤飲してしまうと、
その時は大丈夫でも数日後に神経症状が出たり、臓器を負傷する場合もあります。


食べてはいけないものを誤飲してしまったら、直ちに受診を。
その際、飲み込んでしまったものの一部があるようなら一緒に持っていきましょう。



誤飲した際、病院での主な診断法と処置と費用について書かれたサイト↓
https://www.i-sedai.com/pet/column/cat/C0106.html