本日、

ウエディングドレスデザイナーの

桂由美さんがお亡くなりになった。

 

 

桂由美さんのショーは

ヘアメイクとして

何回もお手伝いさせて頂いた。

 

ショーではモデル達が

Aライン、プリンセス、

マーメイド等等、

いろいろなタイプのドレスに

着替えて行く。

 

自分らヘアメイクは

ティアラやボンネ、

ヘッドドレスや生花等を

手早く交換して行くのだが、

バックステージは戦場。

 

ステージから

帰って来たモデル達は

神速で着替えて行く。

次の出番まで

ほとんど時間が無いからだ。

 

自分らヘアメイクは

その波の中に揉まれながら、

ヘアを直すだけでなく、

ヘアドレスを外して

別の物に交換したり、

口紅を塗り直したり、

パウダーで手直ししたりする。

 

ただでさえ

狭いバックステージ、

"パニエ"

がめっちゃ場所をとっていて

モデルに近づくのもひと苦労。

 

また、

モデルの数>ヘアメメイクの数

なので、

1人で何人も担当しなければならない。

 

ウエディングドレスには

"それ用"のヘアドレスが

用意されているので、

間違えたり、

そのまま行かせたりする事は

絶対に許されない。

 

たまたまその時期、

東京コレクションにも

ヘアメイクとして参加していたので、

ショーのスピードに

ついていけたのは幸いだった。

 

 

このショーに携わったおかげで

ウエディングドレスには詳しくなったし、

いろいろ勉強させて頂いた。

 

本当にありがとうございました。

 

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

PS

アンティークのウエディングドレスを

購入した時に撮影した作品。

 

photgraphy by OJYA

hairmakeup OJYA

styling OJYA

model jane