40代、50代辺りで

シフトが難しいとされるのが

「いつヘアカラーを止めるか」

 

少なくともヘアカラーは

肌には悪い。

 

お金も時間もかかる。

 

でも、

染めない訳にも行かない。

 

 

男性も女性も

50代辺りで必ず通る道

と言っていい。

 

男性は

ショートヘアが多いので

そこまで大変じゃ無い。

 

そこへ行くと

女性はタイミングが難しい。

 

黒髪の人は

自然と増えて行くので

シフトはそこまで大変じゃないが、

ヘアカラーをしている人は

"プリン"と戦いつつ

シフトして行かなければならない。

 

 

そして難題は続く。

 

ヘアカラーした部分を

全部切り終えた後、

どういう髪型にするか。

 

これがまた難しい。

 

 

年をとると

髪がどうなるかと言うと、

 

1、コシが無くなる。

2、細くなる。

3、へにゃ毛が増える。

 

こうなるとまず

"伸ばす事"が出来ない。

(ロングヘアが出来ない)

 

要はダウンヘアにした時、

綺麗にまとまらないのだ。

(ヘアアイロンを駆使出来る人は別)

 

そして、

結局"縛ったまま"になってしまう。

 

 

じゃ、どうする?

となる。

 

そこで考えられるのは

「ボブ」

「ショートヘア」

の二択。

 

この二つは

グレイヘアになっても

"ちゃんと見える"髪型なので、

まず外すことは無い。

(美容師の腕にも拠るが)

 

 

ただ、

これには"ふたつ"問題がある。

 

ひとつは、

「スタイリングが出来る人でないと辛い」

 

スタイリングが楽なのは

ボブスタイルで、

「サザエさんのワカメちゃん」

「Dr.スランプの皿田きのこ」

「NANAの大崎ナナ」

「ウォーズマン」

の様な感じ。

 

ショートヘアは言うに及ばず、

よく"エアリー"なボブの

ヘアスタイルを見かけるが

(ネット上で)

あれは自分ではまず出来ない。

(撮影用ってのもある)

 

四方から風で吹かれたら

崩れて終わり、

自分の手櫛で元に戻すのは

至難の業。

 

 

撮影の仕事、

特にロケでは

風にめちゃくちゃ気を遣う。

 

いくらスタイリングしても

風で煽られたら終わり。

 

だから、

風が後ろから吹いたりしていたら

カメラマンに

撮る位置、場所を変えて貰う。

(カメラマンはその位分かっているので

わざわざ言う事も無いけれど)

 

だから、

風が吹いても大丈夫

(スプレーで固めずリカバー可能)

なヘアスタイルを作る。

それがヘアメイクの仕事。

 

 

ああ、

話が逸れた。

 

二つ目は

「月に1回はカットが必要」

と言うこと。

 

それ以上放っておくと

「手入れしていない」

様に見えてしまうのだ。

 

これは、

その人が悪いのではなく、

「そういう風に見えてしまう」

のだ。

 

そういう意味で

月に一回は切っていると

「きちんとしている」

様に見える。

 

ここで勘違いしないで

欲しいのだが、

月に一回美容院に行かないと

きちんとしていない、

と言う事ではない。

 

ボブやショートにするなら、

月に一回はメンテが必要、

と言うお話。

 

ロングヘアで

縛っていても全然良いと思う。

 

 

ちなみに自分は

肩よりちょい長くらいで

フロントの方は下ろし、

後ろを縛っている。

 

ボブやショートヘアはちょっと、

と言う人は、

この髪型はオススメかも。

 

 

こんな感じ。

(後は縛っていてショートボブっぽくも見える)

 

 

 

後ろは長め

 

 

 

お団子でも良い。