こんこんです。
夏はやはりホラーですね。
ぼぎわんが来るでおなじみの澤村伊智
ずうのめ人形を読みました。
何というか前作のような化け物と戦うパワーゲームではなく、
呪いのルールを調べて解いていくというミステリーテイストでした。
脅威としてはぼぎわんが上ですが怖さはこっちのほうがあると思います。
結局呪いより人のほうが怖いよって思わされますね~
霊能者も出てきますがあまり頼りになりません。
普通の人である戸波さんが最後に無双するのがやばかったです。
呪いってルールを理解されると逆に利用されるんだな~って、
理不尽さを逆手に取る逆襲が最高でした!!
欠点があるとすれば本作は「リング」というホラーの金字塔を知っていることが前提の作品です。
貞子を知らない人が読むと大部分が意味の分からない内容だと思います。
まぁこの小説手に取る時点で知らないって人は少数でしょうが・・・