コンコンです。
旅レポの続きです。
前回姉川の合戦場を訪れた私たちは、
その後石田三成が秀吉を茶でもてなした観音寺を訪れます。
皆で
「茶を所望す!!」
ヽ(`Д´)ノ
と叫びましたw
ひっそりとして歴史を感じさせる風情があります。
瓦が傷んで修繕がされている気配がありませんでした。
そしていよいよ小谷城跡に伺います。
とはいえ高い山の上、普通に登れば登山並みの山です。
今回はバスを使いそこから本丸まで登りました。
写真が本丸の生垣です。
すぐ横が信長の妹、お市の部屋だった説があります。
織田に攻められ浅井長政は自害しますが、お市は信長に引き取らせます。
この時子供も一緒に保護されますが、この3姉妹が非常に数奇な運命を辿ります。
長女茶々(後の淀)は秀吉の側室として唯一の後継、秀頼を産みます。
次女の初は京極に嫁ぎますが、旦那を亡くしてからは出家して、後の秀吉と家康の間を取り持ちます。
三女の江(ごう)はドラマにもなっていますが徳川秀忠に嫁ぎ、後継の3代目将軍、家光を産みます。
こうして見ると後に豊臣、徳川が関ヶ原で争う未来に全員が巻き込まれていますね・・・
因果なものです。
(-。-;)
よもぎうどんを頼みましたが・・・
あまり美味しくありませんでした・・・
ほとんど味がしなかったなぁ。
またしても急な山なのでロープウェーで山頂付近まで行きます。
山頂にて撮影。
ガイドの話だとここが合戦場になったわけではないみたいです。
実際はここから見える湖周辺で戦いがあったとか。
信長の死後、後継者を巡って豊臣秀吉と柴田勝家が戦います。
ちなみにさっき出てきたお市ですがこの時点で勝家に嫁いでいます。
そして敗戦後、勝家共々自害しています。
秀吉は自分の奥さんの母親を自害に追い込んでいるとも言えるでしょう。
当時の女性の立場の低さが感じられて複雑でした。
山頂にある「疲れた武士の像」
特に誰というわけでもありませんでした。
作者の言葉を読むと、
戦争って決して楽しいものじゃなく、人をこんな顔にさせるんだよって感じでした。
争いは何も生みませんねぇ・・・
(^o^;)