深夜に映画を観てきました。

あまりメジャーな感じがしないのですが、

「声をかくす人」

という洋画です。

(・∀・)
狐の婿入り-声を

フォーラムでの上映期間はたった2週間でしたので滑り込んで観る羽目になりました。

舞台は南北戦争の2年後・・・

リンカーンが暗殺され、犯行の首謀者が捕まります。

その中に南部出身の下宿の女将、メアリー・サラットがいました。


犯行グループにアジトを提供した罪として共犯の疑いをかけられます。

弁護するのは元北軍の兵だったエイキン弁護士

無実だけを訴え何も語らない彼女は何によって裁かれるのでしょうか・・・

ヽ(゚◇゚ )ノ
狐の婿入り-声を2

この話は初めて女性で死刑になった人の実話だそうです。

大統領暗殺という一大事に怒り、悲しみ、不安に沈む国民の感情が事実を捻じ曲げていくお話です。

法というのは人を守るのではなく社会の秩序を護るのだなーと考えさせられました。

日頃ニュースで納得いかない裁判結果を耳にすることがありますが、これらの判決も決して被害者を救うために下されているわけではないのでしょうね。


まぁ社会秩序が護られることで結果としてそれが人々を守るということでしょうか。

「戦時に法は沈黙する」

という検事のセリフが耳に残りました。