コンコンです。
本日は仕事が忙しく積み上げていた小説を読破しました。
「花物語」 するがデビル
言わずと知れた西尾維新の「化物語」シリーズの最新作です。
今回の語り部は神原駿河さんでした。
以前紹介した「猫物語・白」と同様、ヒロインの一人称で書かれています。
いつもおふざけエロキャラを「演じていた」彼女の本心が語られています。
そのせいか全体的にシリアスに徹していてファンにも好き嫌いが分かれそうです。
“薬になれなきゃ毒になれ。でなきゃあんたはただの水だ”
彼女の母、神原遠江の言葉が強烈に印象に残っています。
実の子にかけるにはあまりにも厳しいこの台詞。
そこに込められた愛を理解するには最後まで読むしかなさそうです・・・
今回はいつものような血みどろのバトルがなかったとこがよかったです。
スポーツ少女の彼女らしく爽やかな決着でしたね(‐^▽^‐)