僕はトランスジェンダー(FTM)です。
親と叔母さんはジェンダー拒否派でした。
小さい頃は何にも言ってきませんでした。
中学生になって母親が継父と再婚後、どうしても女性の下着をつける事にもう我慢ならず継父のパンツを履きました。
その時、母親から「これは(パンツ)捨てるよ。人が履いたやつ履くの気持ち悪いでしょ。次はやらないでね」と言われて、反抗してまたパンツを盗んで履いてを繰り返していました。
そして、高校生になってアルバイトしたお金で男性向けの下着や服を買いました。
その選択を見て母親がまた「あんた男になりたいの?あんたは女の子でしょ?」
みたいなそんな事を言ってきました。
だからこれ以上言う事が出来ませんでした。
高校2年生の時に診察しにジェンダークリニック(薮医者)に受診した時も親の圧で女性物を身につけていた為診断されず、高校卒業してからも女性社会で働く日々。
そうゆう世界にうんざりしていた20歳の7月にジェンダークリニックに行って診断が下った時、めっちゃ安心しました。
「やっぱりそうだったのか」と
そこから、ホルモン治療をしてだんだん男性として見た目が変わっている姿に嬉しくなりました。
しかし、親は認めてくれませんでした。
継父も母親の味方でした。
偽名で使ってた名前も聞いているくせに受け取り拒否するような人でした。
そんなある日、僕が仕事帰る前にラインで「帰ってくるな」と書いたLINEを見て、泣けなしの金でネットカフェに泊まりました。
ですが、そんな精神では仕事もうまくいくはずもなく、精神が崩れてお金も無くなり妹から「貴方の家だから帰ってきなよ」と優しい言葉をかけてもらって帰宅。
その後は、親と会社の板挟みで精神を完全に壊してニートになり、親から「お前出てけって言ったのになんで家にいるんだ。1ヶ月猶予やるからその間に荷物まとめて出てけ」と言われて、お世話になっていた福祉協議会の方に色々手伝ってもらい、ジェンダーに理解があるグループホームや仕事場に移りました。
そして家を出てから、ほぼ一人暮らしみたいな場所で楽しくやっています。
長文見てくれてありがとうございました。
次回も見てくださいね。