一昨日の夜ですが、あるお店で絵や立体作品の展示と、出展しているアーティストさんのミニライブがあり見にいきました。
お父様を緩和病棟で看取った時、毎日病室で演奏していたのを録音して、作品集として音源にまとめたそうです。
その方はエレキギターをシンセサイザーのように扱って音楽を作っています。
命を見つめながらの、祈るような音楽でした。
私もそうでありたいなあと思いました。
思えば2011年以来、ずっとそうして来たのかもしれません。
遺品の中からンパカマーチを拾い上げ、
魂の循環を祈って梁塵秘抄を聴き、
失くした命を思って作って来た曲の数々。
そういえば来月おこなう小さな演奏会でも、天国の人にまつわるオリジナル作品があります。その曲も本当に不思議な経緯で生まれた曲で、私たちは天国からの依頼で音楽を奏でている時もあるのかもしれないなあと思います。

